電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

283034

タイトル(和文)

マルチレベルフローモデリング(MFM)を適用したプラント異常診断システムの開発(その1)─MFMの概要と有効性に関する基礎実験─

タイトル(英文)

PLANT DIAGNOSIS SYSTEM WITH MULTILEVEL FLOW MODELLING(MFM) (1) -OUTLINE OF MFM AND THE BASIC VALIDATION TEST-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

マルチレベルフローモデリング(MFM)は次のような特徴を持つ新しいプラント状態表示法である。1)プラント状態を単純化した画面から具体的な機器を示す画面まで幾つかのレベルに分割して表現する。2)各レベルでのプラント状態をエネルギーと質量の流れに着目した機能で表現する。比較的簡単なプラントモデルに対してMFMを用いた異常診断システムを開発し,その有効性に関する基礎実験を行った。その結果,MFMが運転員の異常を支援する手段として活用できる見通しが得られ,また,実験手法ならびに実験結果の評価手法に関する貴重な知見が得られた。

概要 (英文)

THE MULTILEVEL FLOW MODELLING(MFM)IS A NEW CONCEPT FOR SYSTEM DESCRIPTION. THE MFM HAS TWO PRINCIPLES AS FOLLOWS:1)TO DECOMPOSE PLANT DESCRIPTION INTO SOME LEVELS FUNCTIONALLY AND 2)TO REPRESENT THE FUNCTIONAL STRUCTURE OF A PLANT IN TERMS OF MASS AND ENERGY FLOWS ON A GIVEN LEVEL. AN MFM MODEL PROVIDES A FUNCTIONAL SPECIFICATION OF A PLANT, THAT CAN BE USED TO SUPPORT BOTH DESIGN OF ADVANCES OPERATOR AIDS, SUCH AS DIAGNOSES, AND THE SYNTHESIS OF OPERATING INSTRUCTIONS. THIS PAPER DESCRIBES THE DEVELOPMENT OF THE MFM SYSTEM TO A RELATIVELY SIMPLIFIED PLANT MODEL FOR A PLANT DIAGNOSIS AS AN OPERATOR AID AND THE PLANNED PILOT TEST. THE GOOD PERSPECTIVE OF THE MFM FOR A PLANT DIAGNOSIS METHOD HAS BEEN OBTAINED, AS WELL AS VALUABLE EXPERIENCES TO EXPERIMENTAL METHODS ON INFORMATION PRESENTATION AND EVALUTION METHODS OF THE RESULTS.

報告書年度

1983

発行年月

1984/02/01

報告者

担当氏名所属

吉村 誠一

エネルギー研究所原子力部安全管理研究室

岡本 尚武

エネルギー研究所原子力部安全管理研究室

福本 弘

研究開発本部原子力情報センター

キーワード

和文英文
原子力発電 NUCLEAR POWER PLANT
異常診断 OFFNORMAL DIAGNOSIS
ディスプレイ DISPLAY
マクチレベルフローモデリング MULTILEVEL FLOW MODELLING
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry