電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

283084

タイトル(和文)

石炭自然発火予知システムの開発(その3)─石炭パイル用水分計の構造検討─

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF THE COAL SPONTANEOUS COMBUSTION PREDICTING SYSTEM (3) -STUDY OF MOISTURE DETECTING PROBE FOR PILED COAL-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

提案した石炭自然発火予知システムは,赤外画像表示装置によって石炭パイル内部の高温部を知り,ここの温度および水分を監視しようとするものである。本報告は,同システムの石炭パイル用水分計の開発を計るため,測定法およびセンサー構造について検討したものである。その結果次のことが明らかとなった。(1)測定法としては,吸湿材(石膏)ブロックを用いる電気抵抗法が有利である。(2)センサーは,パイル内温度計保護管に併設できるものが良く,その基本構造は多孔管内に電極を固定した石膏ブロックを入れたものとなる。(3)上記水分計を試作し,出力特性に及ぼす石炭銘柄の影響,ならびに電極および吸湿材の影響を調べた。

概要 (英文)

THE PROPOSED COAL SPONTANEOUS PREDICTING SYSTEM DETECTS THE HIGH TEMPERATURE INSIDE COAL PILES USING THE INFRARED IMAGE DISPLAY,AND MONITORS THE TEMPERATURE AND MOISTURE AT THE COAL PILES. THIS REPORT DISCUSSES THE MEASURING METHOD AND THE SENSOR STRUCTURE IN ORDER TO DEVELOP THE MOISTURE DETECTING PROBE FOR COAL PILES IN THE SYSTEM. THE RESULTS ARE AS FOLLOWS: 1) ELECTRIC RESISTANCE METHOD USINGMOISTURE ABSORBENT(PLASTER)IS MOST FAVORABLE. 2) SENSOR WHICH CAN BE ATTACHED TO THE PIPE PROTECTING THE THERMOMETER IS MOST APPROPRIATE,AND ITS BASIC STRUCTURE IS PLASTER BLOCK WITH FIXED TERMINAL INSIDE A POROUS PIPE. 3) THE MOISTURE DETECTING PROBE MENTIONED ABOVE WAS MANUFACTURED FOR TRIAL,AND INFLUENCE OF DIFFERENT BRANDS OF COAL ON OUTPUT CHARACTERISTICS,AND INFLUENCE OF TERMINALS AND MOISTURE ABSORBENT WERE EXAMINED.

報告書年度

1983

発行年月

1984/08/01

報告者

担当氏名所属

小野 哲夫

エネルギー研究所環境部燃焼研究室

小谷田 一男

エネルギー研究所環境部燃焼研究室

キーワード

和文英文
石炭 COAL
自然発火 PILED COAL
貯炭管理 SPONTANEOUS COMBUSTION
水分計 MOISTURE DETECTING PROBE
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