電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

284049

タイトル(和文)

放射能蓄積抑制と除染(その5)-BWR条件下での放射能蓄積におよぼす流速の効果-

タイトル(英文)

RADIOACTIVITY BUILD-UP AND DECONTAMINATION (5) -INFLUENCE OF FLOW ON RADIOACTIVITY BUILD-UP UNDER A SIMULATED BWR PRIMARY COOLANT SYSTEM

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

放射能蓄積挙動実験装置を用いて模擬BWR環境条件下でステンレス鋼および炭素鋼への放射能蓄積におよぼす流速(~3.9m/sec)の効果について検討を行った。結果は以下の通りである。(1)ステンレス鋼への放射能蓄積は流速に影響されないが,炭素鋼への放射能蓄積は流速に比例する。(2)ステンレス鋼のクラッド量はレイノルズ数(~9×E+4)と直線関係がある。(3)ステンレス鋼および炭素鋼への放射能蓄積機構をクラッド層の帯電状態,各イオンの電価,乱流境膜の存在,クロムとCo-58の相互作用などにより考察した。

概要 (英文)

MAKING USE OF RADIOACTIVITY BUILD-UP TEST LOOP(RBTL)OF A SIMULATED BWR CONDITIONS,RADIOACTIVITY BUILD-UPS ON STAINLESS AND CARBON STEELS ARE INVESTIGATED EXPERIMENTALLY. THE RESULTS FOR VARIOUS FLOW RATES( 3.9M/SEC)ARE;(1)FLOW RATE AFFECTS THE RADIOACTIVITYBUILD-UP ON CARBON STEEL BUT NOT ON STAINLESS STEEL.(2)IN STAINLESS STEEL,THE CRUD YIELD IS PROPORTIONAL TO THE REYNOLDS NUMBER.THE MECHANISMS OF THE RADIOACTIVITY BUILD-UP ARE DISCUSSED TAKING ACCOUNT OF ELECTROSTATIC STATES OF THE CRUD LAYER,TURBLENT BOUNDARY LAYER,AND CHEMICAL INTERACTIONS OF CR AND CO.

報告書年度

1984

発行年月

1985/06/01

報告者

担当氏名所属

神戸 弘巳

エネルギー研究所環境部燃焼研究室

宮代 一

エネルギー研究所環境部燃焼研究室

キーワード

和文英文
放射能蓄積 RADIOACTIVITY BUILD-UP
コバルト60 COBALT-60
BWR BWR
放射性クラッド CRUD
腐食生成物 CORROSION PRODUCT
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