電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

285021

タイトル(和文)

発電用構造材料のクリープ疲労亀裂伝播特性

タイトル(英文)

THE CHARACTERISTICS OF CREEP-FATIGUE CRACK PROPAGATION IN HIGH-TEMPERATURE STRUCTURAL MATERIALSFOR POWER PLANT

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

わが国では,依然として電力供給のおよそ65%を火力発電に依存している。現在,火力発電設備の約1/3はその設計寿命を越える運転を経ているが,電力供給コストの低減のために火力発電プラントの寿命延伸が強く要望されている。そのため,火力発電プラントの的確な余寿命予測が必要とされている。本報告では,寿命予測の高度化に資するために発電用高温構造材料のクリープ疲労亀裂伝播特性をとりまとめた。その結果,低合金鋼,ステンレス鋼および超合金を含む各種材料に対し,クリープ疲労条件下の亀裂伝播を支配するパラメータとして非線形破壊力学に基づくJ積分が適用し得ることが明らかになつた。

概要 (英文)

IN JAPAN, ABOUT 65% OF THE ELECTRIC POWER ISSTILL BEING SUPPLIED BY FOSSIL PLANT. AT PRESENT, THE LIFE EXTENSION OF FOSSIL PLANT IS STRONGLY DESIRED TO REDUCE POWER SUPPLY COST, ALTHOUGH ABOUT 1/3 OF THE FOSSIL POWER UNITS ARE OPERATING BEYOND THEIR DESIGNLIFE. THEREFORE, THIS REQUIRES THE ACCURATE PREDICTION OF THE REMAINING LIFE OF FOSSIL PLANT. IN THIS REPORT, THE CHARACTERISTICS OF CREEP-FATIGUE CRACK PROPAGATION WERE SUMMARIZED TO CONTRIBUTE TO IMPROVEMENT INTHE LIFE PREDICTION. AS A RESULT, THE J-INTEGRAL BASED ON THE NON-LINEAR FRACTURE MECHANICS WAS FOUND TO BE APPLICABLE AS A PARAMETER CONTROLLING THE CRACK PROPAGATION RATE UNDER CREEP-FATIGUE CONDITION FOR SEVERAL KINDS OF MATERIALS INCLUDING LOW-ALLOY STEELS, STAINLESS STEELS AND SUPERALLOYS.

報告書年度

1985

発行年月

1985/12/01

報告者

担当氏名所属

新田 明人

エネルギー研究所機械部高温材料研究室

緒方 隆志

エネルギー研究所機械部高温材料研究室

桑原 和夫

エネルギー研究所機械部

キーワード

和文英文
高温構造材料 HIGH-TEMPERATURE MATERIALS
クリープ・疲労 CREEP-FATIGUE
亀裂伝播 CRACK PROPAGATION
破壊力学 FRACTURE MECHANICS
J積分 J-INTEGRAL
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