電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

285030

タイトル(和文)

乾式脱硫剤の長期信頼性-脱硫/再生繰り返し特性

タイトル(英文)

THE LONG TERM PERFORMANCE OF DESULFURIZATIONSORBENTS- REPETITION OF DESULFURIZATION/REGENERATION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

当所は噴流床石炭ガス化複合発電方式の熱効率が高いと云う特長を活かすのに必要な乾式ガス精製技術の開発を進めている。本報告は石炭ガスを高温高圧下で脱硫するのに用いる酸化鉄系脱硫剤の耐久性を調べたものである。脱硫/再生繰り返しを自動的に行い,脱硫剤の性能を迅速に評価する「脱硫剤性能迅速評価装置」を開発し,これを用いて粒子状脱硫剤2種,ハニカム状脱硫剤の脱硫/再生繰り返しを100~200回行い,硫化水素反応量を指標として脱硫性能を評価した。1.粒子状脱硫剤2種とも100回の繰り返しでは硫化水素反応量の変化はなく,圧壊強度,開空孔容積,比表面積等の物性の変化も小さいことがわかった。2.ハニカム状脱硫剤では,150回付近で硫化水素反応量は初期値の約1/2になった後一定するこ

概要 (英文)

THIS DESCRIBES THE LONG TERM PERFORMANCE OF HOT-GAS DESULFURIZATION SORBENTS. WE GAVE 100 TO 200 TIMES DESULFURIZATION/REGENERATION CYCLIC TESTS TO TWO DIFFERENT PARTICLE SORBENTS AND ONE HONEYCOMB SORBENT. BY USING THE NUMBER OF MOLES OF REACTED H2S PER 1G-SORBENT WITH 100 PPM H2S BREAKTHROUGH, WE EVALUATED THE LONG TERM PERFORMANCE. THE PARTICLE SORBENTS DID NOT SO DETERIORATE AS TO REDUCE THE PERFORMANCE FOR 100 TIMES REPETITIONS TESTS. THE HONEYCOMB SORBENT DETERIORATED AS TO REDUCE THE PERFORMANCE TO ONE HALF OF THE INITIAL ONE AT150 TIMES CYCLES, BUT KEPT CONSTANT ONE FOR MORE THAN 150 TIMES.

報告書年度

1985

発行年月

1986/03/01

報告者

担当氏名所属

白井 裕三

エネルギー研究所環境部陸域環境研究室

新田 義孝

エネルギー研究所環境部陸域環境研究室

中山 稔夫

エネルギー研究所環境部陸域環境研究室

松田 裕光

エネルギー研究所環境部陸域環境研究室

キーワード

和文英文
乾式脱硫剤 HOT GAS CLEAN UP
酸化鉄 IRON OXIDE SORBENT
脱硫 DESULFURIZATION
再生 REGENERATION
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