電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

376002

タイトル(和文)

コンクリート製中空円筒体の温度匂配によるひびわれ性状と鉄筋コンクリート部材の曲げ剛性評価に関する研究

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本研究は,鉄筋コンクリート(RC)円筒形構造物の内外面温度差によるひびわれ性状を把握し,ひびわれ発生後の剛性を合理的に評価することを目的とし,上下版付コンクリート円筒モデルおよび曲げ変形を拘束したRCはりに最大65℃の温度差を与える実験を行い,その結果について論じたものである。本研究の結果以下のことが明らかにされた。(1)円筒モデルに温度差を与える実験の結果コンクリートの引張が100×10の-6乗に達したときひびわれが発生することが示された。(2)コンクリート円筒体のひびわれ初生温度差は,著者らの提案する簡易式によって実用的な精度の範囲内で推定でることが明らかとなった。(3)RC部材の温度匂配に起因するモーメントの算定には,ひびわれ発生に伴う剛性低下を考慮するのが合理的であることが明らかとなり,著者らの提案する曲げ剛性評価式の適用性の大きいことが確かめられた。

概要 (英文)


報告書年度

1976

発行年月

1976/10/01

報告者

担当氏名所属

青柳 征夫

土木技術研究所構造部材料構造研究室

大沼 博志

土木技術研究所構造部原子力構造研究室

岡沢 孝雄

土木技術研究所大型輸送容器特別研究室

キーワード

和文英文
鉄筋コンクリート円筒体 *
曲げ剛性
温度応力
温度匂配
ひびわれ
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