電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

377011

タイトル(和文)

断層粘土中の石英粒子の表面構造

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

大型電力施設の立地選定に当たっては,基礎岩盤もしくはその周辺に存在している破砕帯および断層の活動時期を推定することが,耐震設計上必要となってくる。本報告では,断層粘土中に普遍的に含まれる石英粒子に注目し,その微細な表面構造から断層の活動時期を推定する方法を検討した。この試みとは,次の通りである。まず,断層粘土中から石英粒子を選び出し,走査法電子顕微鏡を用いて,それら各粒子の微細な表面構造を観察,記載した。次に,個々の表面構造の特性により,単純なものへと変化の過程にしたがって順序づけ,いくつかの基本的なパターンに分類した。この分類と順序に基づくことにより,断層の活動時期の相対的な新旧順序を推定しうる可能性を示した。

概要 (英文)


報告書年度

1977

発行年月

1978/02/01

報告者

担当氏名所属

金折 裕司

土木技術研究所地質部地質第3研究室

宮腰 勝義

土木技術研究所地質部地質第2研究室

角田 隆彦

土木技術研究所地質部地質第2研究室

佐竹 義典

土木技術研究所地質部地質第2研究室

キーワード

和文英文
断層の活動性 *
断層粘土
石英粒子
年代測定
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