報告書番号

378006

タイトル（和文）

変断面部を含む薄肉長大管路のシェルとしての応力解析

タイトル（英文）

概要 （図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております）

輸送手段としての優れた特性を持つ管路は，今後も多方面に適用されるすう勢にある。従来，管路の挙動は，はり要素とバネを組み合せたモデルについて解析する場合と，径に比較して板厚が薄い大口径管に対して，シェル構造として有限要素法により解析する場合が殆どであった。しかし，はり要素とバネの場合には軸方向応力のみの評価であり，有限要素法によるシェルとしての解析の場合には，集中荷重点および境界近傍の応力集中に対する追従性が悪く，要素細分割，大次元マトリックス演算が必要であるなど問題が多い。一方，シェル構造として解析的に厳密解を求める場合，境界条件によってはその処理が困難になるだけでなく，特に管路長が長くなった時に精度上問題を生じやすい。そこで，本報告では変断面部を含む薄肉大口径管路を対象とし，応力集中の適確な評価を可能にし，かつ境界条件，荷重条件の幅広い選択を可能にする応力解析法を検討し提案した。

概要 （英文）

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