電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

378018

タイトル(和文)

表面波地震入力に対するLNG地下タンクの応答解析

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

LNG地下タンクは直径が64m程度の巨大な寸法を有している。このような構造物では,耐震性の検討のための地震入力としては,従来のような地下より地上へ鉛直に入射するせん断波(SH波)入力の他に地表面に沿って伝播する表面波入力についても検討する必要がある。このため,本報告では,タンクを地盤のバネに支持された円環梁とし,強震時における表面波による地盤の歪を入力として,歪レベル,地盤歪分布,地盤剛性,タンク側壁厚等をパラメーターとしタンク応力を検討した。その結果,(1)表面波が進行方向に振動する波の節がタンクの端に入力するとした歪一様分布中のタンク応力を検討すれば,最大応力値が得られる。(2)タンク円周方向地盤拘束力の変化による影響は小さい。(3)タンク側壁厚は,軟弱地盤であればタンク半径との比0.05程度でよい。(4)一般に考えうる歪に対しては,安全側からタンク応力は弾性解で求めてよい。などが知

概要 (英文)


報告書年度

1978

発行年月

1978/12/01

報告者

担当氏名所属

栗原 千鶴子

土木技術研究所地盤耐震部地震波動研究室

桜井 彰雄

土木技術研究所地盤耐震部

江川 顕一郎

東京電力株式会社

キーワード

和文英文
LNG地下タンク *
地中構造物
地震応答解析
地震入力
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