電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

378020

タイトル(和文)

高温下において三軸圧縮応力を受けるコンクリートのクリープ

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

原子力発電所用のプレストレストコンクリート(PC)製容器構造物を合理的に設計し,とくに高温クリープ解析の精度を高めるために,コンクリートの基礎的な材料物性として高温下(60℃)において3軸圧縮応力を受けるコンクリートのクリープ挙動を検討した。(1)3軸圧縮クリープ試験で得られたクリープ曲線は,対数式によって比較的精度よく表示することができた。(2)3軸圧縮応力下のクリープひずみに重ね合せの理論が成立するものとして,60℃1軸圧縮応力下のクリープひずみを基に3軸圧縮応力下の有効クリープポアソン比を求めると,有効クリープポアソン比は平均して0.15であった。(3)高温3軸圧縮応力下の有効クリープポアソン比は,側圧,応力状態,あるいは,載荷後の経過時間の影響を受けず,ほぼ一定であると見做してよいと考えられた。

概要 (英文)


報告書年度

1978

発行年月

1979/01/01

報告者

担当氏名所属

大沼 博志

土木技術研究所構造部原子力構造研究室

阿部 博俊

土木技術研究所大型輸送容器特別研究室

キーワード

和文英文
コンクリート *
高温クリープ
3軸圧縮応力
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