電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

378030

タイトル(和文)

弾性波検層による岩盤変形特性の予測

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

奥矢作第2発電所計画地点において,弾性波の速度及び透過性とジャッキテストによって得られた岩盤変形特性値との対応関係を観察するために,弾性波検層試験を行なった。CM級からB級に亘る試験個所において得られた速度値には殆んど差がなく,変形特性値との特定の対応関係は認められなかった。しかし,音圧比(岩盤内における弾性波動の透過性の良否の程度を表わす一つの指標量)と変形特性値との間には多分に規則的な対応関係が認められた。この試験結果を参考として同地点水圧鉄管立坑予定個所岩盤の変形特性値分布概況の予測を行なった。音圧比は岩盤内の割れ目の数及び巾の分布状況と密接に関係する物理量であることが理論的に推論され,従って岩盤の変形性と深い関連をもつと予想されるが,今回の試験において観察された事実はこれを裏付けるものと考えられる。

概要 (英文)


報告書年度

1978

発行年月

1979/04/01

報告者

担当氏名所属

岡野 祐助

エネルギー技術開発本部新・省エネルギー技術開発部

鍋岡 昭三

土木技術研究所地質部

志村 孝吉

土木技術研究所地質部地質第2研究室

吉岡 直人

土木技術研究所地質部地質第2研究室

キーワード

和文英文
速度検層 *
音圧検層
変形係数
地下発電所
岩盤負担
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