電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

379012

タイトル(和文)

せん断波地震入力に対するLNG地下タンクの応答解析

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

LNG地下タンクは直径64m程度,深さ20m以上の巨大な寸法を有している。このような構造物の耐震性の検討においては,地震入力として,1)地下より地上へ鉛直に入射するせん断波(SH波)による鉛直方向の地震応答評価,および2)表面波による水平方向の地震応答評価,に分けて検討することが適切であると考える。1)のせん断波入力による軟質地盤の非線形応答解析,および2)の表面地震入力に対するLNG地下タンクの応答解析については前報告で述べたので,本報告では,せん断波地震入力に対するLNG地下タンクの応答解析の結果を述べる。これらの結果等から,電気事業連合会のLNG地下タンク研究委員会耐震分科会の指針では,地中構造物の耐震上の特性を考慮し,地盤の地震時非線形応答解析を適切な地震波数波について行い,その包絡としての震度分布,変位分布をもとに,タンク躯体の応力を評価することにしている。

概要 (英文)


報告書年度

1979

発行年月

1979/10/01

報告者

担当氏名所属

栗原 千鶴子

土木技術研究所地盤耐震部地震波動研究室

桜井 彰雄

土木技術研究所地盤耐震部

江川 顕一郎

東京電力株式会社

キーワード

和文英文
三次元非線形解析 *
地中構造物
動的耐震設計法
多入力応答
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry