電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

379025

タイトル(和文)

変電設備耐震対策に関する研究-超高圧および超々高圧変圧器ブッシングの耐震設計法に関する考察-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

変圧器の耐震設計法として,従来,静的な設計手法が採用されてきた。しかし,1978年宮城県沖地震により仙台変電所に据付けられていた超高圧変圧器がブッシング部分に被害を受けたため,耐震設計法の見直しが必要となった。変圧器の耐震面からみた被害の特徴を列挙すると次のようになる。1.変圧器本体の共振振動数は高く,10Hz以下の振動数領域においては変圧器本体を剛体で近似できる。2.変圧器本体重量は300ton前後もあり,基礎重量は変圧器本体と同等ないしそれ以上あるが,変圧器・基礎・地盤系として考えた場合には比較的低振動数域内でロッキング振動が卓越する可能性がある。3.変圧器ブッシングはがいしからなり,その共振振動数は3~7Hzにある。変圧器の耐震上の弱点はブッシングにあると考えてよい。これらの特徴に鑑み,被害原因と

概要 (英文)


報告書年度

1979

発行年月

1980/03/01

報告者

担当氏名所属

塩見 哲

土木技術研究所地盤耐震部耐震研究室

渡辺 啓行

土木技術研究所地盤耐震部耐震研究室

キーワード

和文英文
耐震設計 *
変電機器
応答解析
相互作用
設計入力
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry