電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

379039

タイトル(和文)

日射をうける伊方原子力発電所2号炉外部遮蔽壁の熱応力解析

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

四国電力(株)伊方発電所2号炉においては,外部遮へい壁として円筒シェルに半球ドームを組み合わせる構造が採用された。この構造では,太陽熱によってコンクリート壁に発生する引張応力とこれによるひびわれの発生が懸念された。このため,年間および日間の各時点における太陽熱入力を考慮し,温度と応力の分布をフーリエ級数で与える有限要素法によって壁内の最大温度勾配および熱応力の評価を行った。解析の結果,熱応力の最大値は,冬期においてコンクリートドーム部に生ずる19キログラム1平方センチメートルの引張応力であることが判明した。さらに円筒壁下端近傍においても冬期に最大の曲げモーメントが水平および鉛直方向に生じ,その値は夏期における最大値の約2分の1であった。

概要 (英文)


報告書年度

1979

発行年月

1982/02/01

報告者

担当氏名所属

田辺 忠顕

土木技術研究所構造部材料構造研究室

遠藤 孝夫

土木技術研究所構造部材料構造研究室

原口 晃

土木技術研究所構造部材料構造研究室

山川 秀次

土木技術研究所構造部材料構造研究室

キーワード

和文英文
輻射熱 *
熱応力
コンクリート遮へい壁
フーリエ級数
有限要素法
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