電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

380035

タイトル(和文)

斜面の転倒・滑落破壊に関する文献調査

タイトル(英文)

THE STATE OF ARTS FROM BIBLIOGRAPHIES ON THETOPPLING FAILURE OF SLOPES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

従来の進行性破壊の研究を動的な斜面の破壊の研究に発展させるにあたり、今後の研究方向を整理するため転倒・滑落破壊に関する文献の調査を行なった。その結果、転倒・滑落破壊は、節理性岩盤においてはごくありふれた破壊形態であり、また地震時には主要な破壊モードとなりうることがわかった。今後、適切な数値解析手法を開発し研究を推進することにより、節理の発達した硬岩斜面の動的安定問題について新たな知見を得ることができると思われる。

概要 (英文)

FOR THE START OF INVESTIGATION ON DYNAMIC FAILURE MODES OF ROCK SLOPES,THE AUTHORS HAVE MADE CLEAR THE STATE OF ARTS ON TOPPLING TAILURES OF SLOPES FROM BIBLIOGRAGHIES. THE RESULT SHOWS THAT TOPPLING FAILURE CAN OCCUR EASILY ON STEEP FISSURED ROCK SLOPES,ESPECIALLY DURING EARTHQUAKES. FOLLOWING THE ABOVE RESULT,IT SEEMS TO BE NEEDED TO DEVELOP A NUMERICAL METHOD SUITABLE FOR FISSURED ROCK SLOPES.AND IT IS THE NUMERICAL METHOD,FOR AN EXAMPLE,SUCH AS DISTINCT ELEMENTMETHOD THAT WOULD HELP TO INVESTIGATE MECHANISMS OF FISSURED ROCK SLOPE FAILURES.

報告書年度

1980

発行年月

1981/01/01

報告者

担当氏名所属

石田 毅

土木技術研究所地盤耐震部地盤基礎研究室

北原 義浩

土木技術研究所地盤耐震部地盤基礎研究室

キーワード

和文英文
転倒・滑落破壊 TOPPLING FAILURE
不連続性岩盤 DISCONTINUOUS ROCK MANN
数値解析 NUMERICAL ANALYSIS
模型実験 MODEL EXPERIMENT
現地調査 FIELD SURVEY
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