電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

381015

タイトル(和文)

最大粒径の大きさを考慮したロック材の動的変形および降伏特性

タイトル(英文)

DYNAMIC DEFORMATION AND FAILURE CHARACTERISTICS OF ROCK FILL DAM BY THE DIFFERENT MAXIMUM GRAIN SIZE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ロックフィルダムのロック材の粒径の大きさは,非常にランダムに混入している。従って,ダムの築堤時および地震時の安定性の検討を行う場合,粒径の大きさの影響を考慮した物性値を把握しておくことが必要である。そこで,最大粒径の大きさを19.1,63.5,101.6mmと変えて動的三軸試験を実施し,地震時のダムの安定性の検討に必要な物性値を求めた。その結果,最大粒径が19.1~101.6mmの範囲では,最大粒径が変化しても,初期間げき比を同程度にすれば,それぞれの最大粒径での動的せん断弾性係数,静的強度は,さほど差がないことがわかった。これらの成果は,ロックフィルダムの安定性の検討に役立てた。

概要 (英文)

ROCK FILL MATERIALS FOR ROCK ZONE OF ROCK FILL DAM ARE USUALLY CONSIST OF GRANULAR ROCKS WITHIN SIZE OF 500 MM. IT WILL BE NEEDED TO CLEAR THE DEPENDENCY OF THE MAXIMUM GRAIN SIZE TO THEDYNAMIC PROPERTIES. FOR THIS PURPOSE, TRIAXIAL TESTS HAVE BEEN CARRIEDOUT TO GET THE DYNAMIC PROPERTIES OF THE ROCK FILL MATERIAL. ONE OF RESULTS IS AS FOLLOW. UNDER THE CONDITION OF INITIAL VOID RATIO ALMOST BEING SAME, THE VALUE OF DYNAMIC SHEAR MODULUS GD AND STATIC SHEAR STRENGTH IS NOT CHANGED BY THE GRAIN SIZE RANGING FROM 19.1MM TO 101.6MM. THIS RESULT MENTIONED ABOVE ARE USEFUL IN THE STABILITY OF ROCK FILL DAM.

報告書年度

1981

発行年月

1981/11/01

報告者

担当氏名所属

藤原 義一

土木技術研究所地盤耐震部地盤研究室

日比野 敏

土木技術研究所地盤耐震部地盤研究室

キーワード

和文英文
ロックフィルダム ROCK FILL DAM
最大粒径 MAXIMUM GRAIN SIZE
動的性質 DYNAMIC CHARACTERISTIC
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