電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

383060

タイトル(和文)

グラベルパイルによる液状化防止効果─(その4)振動台実験による液状化防止効果の実証-

タイトル(英文)

EFFECTS OF GRAVEL PILES ON STABILIZING A SAND DEPOSIT SUSCEPTIBLE TO LIQUEFACTION (4) -SHAKING TABLE TESTS-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,地震時に液状化することが予想される飽和砂地盤に礫などの透水性が大きい材料から成る柱(グラベルパイル)を設置して液状化を防止するグラベルパイル工法に関するものである。本報告では,グラベルパイルを設置した改良地盤,設置しない非改良地盤に対して振動台実験を行った。その結果,以下の事実がわかった。(1)グラベルパイルを飽和砂地盤中に設置することは,1次液状化の防止に対して有効である。(2)グラベルパイル工法が1次液状化防止の目的で用いられた場合には,地震動継続中における地盤の支持力のみならず,地震後の地盤の地表面沈下量の抑制にも効果がある場合がある。(3)筆者らが既に提案している改良地盤内に発生する過剰間隙水圧予測式を適用したところ実測値と計算値の間に大きな差はなかった。

概要 (英文)

THIS REPORT IS ABOUT A DESIGNING METHOD OF GRAVEL PILES INSTALLED IN THE GROUND IN ORDER TO PREVENT SATURATED SANDYGROUND FROM LIQUEFYING DURING EARTHQUAKES.IN THIS RESEARCH,SHAKING TABLE TESTS WERE PERFORMED.SO WE FOUND THE FOLLOWING EXPERIMENTAL RESULTS.(1)GRAVEL PILES INSTALLED IN A SATURATED SANDY GROUND WERE EFFECTIVE TO PREVENTING LIQUEFACTION DURING EARTHQUAKES. (2)GRAVEL PILES INSTALLEDIN A SATURATED SANDY GROUND WERE EFFECTIVE TO DECREASE THE SURFACE SETTLEMENT OF THE GROUND AS WELL AS THE EXCESS PORE WATER PRESSURE IN THE GROUND. (3)THE SIMPLIFIED DESIGNING FORMULA WE HAD PROPOSED IS PROVED PROPER FROM ENGINEERING POINT OF VIEW.

報告書年度

1983

発行年月

1984/10/01

報告者

担当氏名所属

田中 幸久

土木研究所立地部土質基礎研究室

国生 剛治

土木研究所立地部土質基礎研究室

江刺 靖行

土木研究所立地部

松井 家孝

土木研究所立地部

キーワード

和文英文
液状化 LIQUEFACTION
地盤改良 GROUND IMPROVEMENT
排水工法 DRAINAGE METHOD
グラベルパイル GRAVEL PILE
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