電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

479002

タイトル(和文)

F発電所沿岸水域より分離した海洋細菌に与える温度の影響

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

F発電所前面海域で採取した細菌について,室内実験により適温及び昇温影響など温度特性を明らかにした。1.単離した細菌10株のうち,7株は生育にNaClを必要とし,かつこれら10株の好適NaCl濃度は1~5%の範囲であった。これらの結果より,使用した10株は好塩型か海洋型であった。2.分離10株の生育適温は,8℃を好適とするもの5株,16℃4株,24℃1株であり,10株とも低温菌であった。3.温度接触後4日目の菌株の生育は次のとおりである。なお接触後の培養温度は20℃である。1)接触時間8分では10株中6株は,処理温度48℃でも生育に影響を受けなかった。残り4株は,44℃まで生育阻害を受けなかった。2)接触時間1時間では,48℃処理で生育を停止したもの5株,残りの5株は48℃以上でも生育した。3)接触時間6時間で生育を完全に阻害した処

概要 (英文)


報告書年度

1979

発行年月

1979/08/01

報告者

担当氏名所属

山田 貞夫

生物環境技術研究所水域生物部陸水生物研究室

豊沢 均

生物環境技術研究所水域生物部陸水生物研究室

児玉 公希

立地環境研究総括室

キーワード

和文英文
海洋細菌 *
生育適温
昇温の影響
NaCl要求性
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry