報告書番号

579005

タイトル（和文）

電研マクロモデル１９８０の構成

タイトル（英文）

概要 （図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております）

この研究は，短期経済予測を主目的とするマクロ計量モデルの構築と，さらとにモデルのシミュレーション分析とを通じて日本経済の成長と循環の経路とメカニズムを明らかにすることを意図している。本報告書は，構築されたマクロ計量モデルの主要目的のうち，（１）観測期間（昭和４５年度～５２年度）における経済の変動と成長のメカニズムの解明，（２）中期的潜在成長経路と有効需要により規定される短期的現実成長経路との間の相互依存関係の分析を中心にモデル全体の構成と特徴についてとりまとめた。さらに，モデルの内挿期間におけるパフォーマンスを調べるために，全体テスト，最終テスト，転回点テスト，初期値テストを試みた。その結果は極めて良好であり，とくに転回点の予測力において優れており，予測モデルとしての利用可能性に希望を与えるものであった。また初期値テストの結果から，３年程度の事

概要 （英文）

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