電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

582012

タイトル(和文)

発電所の景観デザイン手法─境界とアプローチのデザイン

タイトル(英文)

DESIGN TECHNIQUES FOR LANDSCAPES OF ELECTRICPOWER PLANTS -DESIGN FOR BOUNDARIES AND APPROACHES-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電源立地の遠隔化と発電所施設の大規模化に伴って,発電所建設による景観影響はますます重視されるようになってきた。このような状況のもとで,発電所景観における゛周辺景観との調和”という評価軸に関して,発電所が有する空間の特性を明らかにしておくことは重要と考えられる。そこで,本研究では,基礎的な重要点として発電所と周辺地形との関係,および発電所空間の構成技法上の特性を明らかにすることを目的とした。主な結果は,次のとおりである。(1)発電所の立地地形パターンとして,山裾型・ふところ型・押し出し型を中心に計7つのパターンを抽出し,それぞれの景観特性を明らかにした。(2)発電所空間を現代の特異空間として位置づけ,そのデザイン技法として(a)境界の技法・(b)アプローチの技法の両面から体系的に整理し,それぞれの特性を明らかにした。

概要 (英文)

IN CONSIDERING HARMONY BETWEEN AN ELECTRIC POWER PLANT AND THE SURROUNDING LANDSCAPE ,WE HAVE THE FOLLOWING FUNDAMENTAL AND IMPORTANT SUBJECTS TO MAKE CLEAR. (1)RELATIONS BETWEEN A POWERPLANT AND THE SURROUNDING TOPOGRAPHY. (2)TECHNIQUES FOR DESIGNING THE SPACE AROUND A POWER PLANT. THE PURPOSE OF THIS STUDY IS TO CLARIFY THESE SUBJECTS,TAKING EXAMPLES OF THE DESIGN FOR THE EXISTING BUILDINGS AND PLANTS. THE RESULTS OF THE STUDY ARE SUMMARIZED AS FOLLOWS. (1)TOPOGRAPHIC SITE PATTERNS ARE CLASSIFIED INTO SEVEN TYPES FROM THE STANDPOINTOF A PERSPECTIVE FORM; TYPE OF THE BOSOM OF A MOUNTAIN , THE BASE OF A MOUNTAIN , THE RECLAMATION OF THE FORESHORE AND SO ON. (2)WE REGARD THE SPACE OF A POWER PLANT AS A SPECIAL SPACE ,AND DEVELOP TECHNIQUES SYSTEMATICALLY TO DESIGN THE SPECIAL SPACE .THESE TECHNIQUES ARE DIVIDED INTO THE APPROACH TO A POWER PLANT AND ITS BOUNDARIES.

報告書年度

1982

発行年月

1983/07/01

報告者

担当氏名所属

若谷 佳史

経済研究所電力経済部立地・環境研究室

山本 公夫

経済研究所電力経済部立地・環境研究室

キーワード

和文英文
景観評価 ELECTRIC POWER PLANT
立地地形パターン TOPOGRAPHIC SITE PATTERN
特異空間 SPECIAL SPACE
デザイン DESIGN TECHNIQUE
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