電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

584003

タイトル(和文)

カラーイメージデータ圧縮法の開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF A COLOR-IMAGE-DATA COMPRESSION ALGORITHM

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

イメージデータは単純に記録すれば多大なデータ量となるため,データ圧縮が必要である。このため,パソコンでも十分な速度でデータ圧縮できる手法を開発した。開発した手法は異色間の相関を利用するバイト連長コードであり,平均的圧縮率は12であり,従来手法の約1.3倍である。提案手法はパソコンで作成されるカラーイメージデータであればどんなプログラムの出力であっても高速かつ効率的に圧縮できる。圧縮によりデータ量は大幅に減少するためイメージの転送に要する時間も短縮できる。したがって特別な機器を用いなくとも安価なパソコンでビデオテックスと同等以上のサービスが可能となる。さらにあらゆるプログラムの出力を利用できるため,ビデオテックス方式において手間のかかる画面作成についても大幅な労力の軽減が可能となる。

概要 (英文)

A NEW DATA COMPRESSION ALGORITHM FOR COLOR-IMAGE-DATA IS PROPOSED. THE ALGORITHM IS BASED ON REDUNDANCY REDUCTION BY RUN-LENGTH ENCODING METHOD MAKING USE OF THE CORRELATION BETWEEN COLORS OF A GIVEN GRAPHICAL IMAGE. IT PROCESSES THE INPUT IMAGE DATA AS FIXED LENGTH CHARACTER STRINGS (EACH CHARACTER IS 8 BITS LENGTH OR 1 BYTE LENGTH) AND THE CODE WORDS ARE ALSO FIXED LENGTH BIT PATTERNS (8 BITS, 1 BYTE). THUS THE ALGORITHM S PROCESSING UNIT IS A BYTE, SO THE ALGORITHM CAN BE EASILY PROGRAMMED, AND THE PROGRAM IS FAST ENOUGH TO RUN ON MICRO-COMPUTERS. THE AVERAGE COMPRESSION RATE (INPUT LENGTH/OUTPUT LENGTH) FOR GRAPHICAL IMAGES IS 12, AND IS 1.3 TIMES BETTER THAN THE ONE OF EXISTING ALGORITHMS SUCH AS THE MH, MR ENCODING OF FAX.

報告書年度

1984

発行年月

1985/04/01

報告者

担当氏名所属

松井 正一

経済研究所情報システム部計数処理研究室

キーワード

和文英文
データ圧縮 DATA COMPRESSION
カラーイメージデータ圧縮 IMAGE DATA

COLOR IMAGE DATA
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