電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

584009

タイトル(和文)

モジュ-ル型原子炉の経済性

タイトル(英文)

ENGINEERING-ECONOMIC ANALYSIS OF MODULAR REACTOR CONCEPTS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

小容量に規格化された原子炉モジュ-ルを工場で生産するという新概念により構想されたモジュ-ル型原子炉について,経済性評価に係わる要因を抽出し,そのうちいくつかの主要因子の定量的評価を試みた。(1)生産面における習熟効果,利用面における資金リスク軽減の外,研究開発面での特長等モジュ-ル型原子炉の経済性評価に係る数多くのメリット要因を確認した。(2)スケ-ル指数と習熟のスロ-プを用いた分析を行ない,連続大量生産という製造方式から期待される習熟効果がスケ-ルデメリットを相殺して,モジュ-ル型原子炉が大型標準化炉を上回る経済性を持ち得るための条件を得た。(3)建設中利子についての技術経済評価を行ない,モジュ-ル型原子炉により実現が期待される工期短縮によるメリットを定量的に評価した。

概要 (英文)

THIS PAPER PRESENTS AN ANALYSIS OF ECONOMIC POTENTIAL OF MODULAR REACTOR CONCEPTS UNDER WHICH SMALL REACTOR MODULESARE PRODUCED IN WORKSHOPS WITH A HIGH QUALITY STANDARD.THE RESULTS AREGROUPED INTO THE FOLLOWING THREE POINTS: (1)MANY ADVANTAGES ASSOCIATEDWITH MODULAR REACTOR CONCEPTS ARE IDENTIFIED AND REVIEWED; (2)USING SCALE EXPONENT AND LEARNING CURVE SLOPE,CONDITIONS ARE DERIVED FOR ASMALLMODULAR REACTOR PLANT TO HAVE ECONOMIC ADVANTAGE OVER A LARGE PLANT;AND (3)INTEREST DURING CONSTRUCTION IS EVALUATED TO MEASURE POTENTIAL SAVINGS WHICH CAN BE BROUGHT ABOUT BY EMPLOYING MODULAR REACTOR CONCEPTS. FURTHER DEVELOPMENT OF THE ANALYSIS REMAINS TO BE DONE FOR APPLYING TO A SPECIFIC MODULAR REACTOR DESIGN.

報告書年度

1984

発行年月

1985/05/01

報告者

担当氏名所属

山地 憲治

経済研究所経済部エネルギー研究室

キーワード

和文英文
建設コスト CAPITAL COST
規模の経済 SCALE ECONOMY
習熟効果 LEARNING EFFECT
建設中利子 NUCLEAR REACTOR
原子炉
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