電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

684006

タイトル(和文)

直流大電流ポストアークガスの浮上特性

タイトル(英文)

BUOYANCY CHARACTERISTICS OF POST-ARC-GAS AFTER DC ARC EXTINCTION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

直流大電流アーク消弧後のポストアークガスの浮上特性を実験検討した。1.アーク電流を0.11秒通電した時のポストアークガスの浮上距離はアーク電流と共に増加し,ガスの浮上時間の約0.5乗に比例する。2.ポストアークガスの平均浮上速度は,アーク電流500~5000Aにおいて,1~3m/秒である。ただし,アーク継続時間は0.11秒,ガス浮上時間は0.9秒以下である。3.ポストアークガスの浮上特性を円柱モデルを用いて試算した結果,ガスの浮上距離の計算値と実測値がよく一致した。

概要 (英文)

BUOYANCY CHARACTERISTICS OF POST- ARC-GAS AFTER D.C.ARC EXTINCTION WERE INVESTIGATED BY EXPERIMENTAL STUDY. (1)BUOYANCY DISTANCE OF POST-ARC-GAS WITH ARCING TIME DURATION OF 0.11 SECONDSIS ESTIMATED AS FUNCTION OF ARC CURRENT AND BUOYANCY TIME. (2)AVERAGE BUOYANCY SPEEDS OF POST-ARC-GAS WERE MEASURED TO BE 1 TO 3 M/SEC FOR ARCCURRENT OF 500 TO 5,000 AMPERES,WHEN THE ARCING TIME DURATION WAS 0.11SECONDS AND THE BUOYANCY TIME WAS LESS THAN 0.9 SECONDS. (3)CALCULATEDBUOYANCY DISTANCE ON CYLINDRICAL POST-ARC-GAS MODEL AGREED WELL WITH THE EXPERIMENTAL VALUES.

報告書年度

1984

発行年月

1984/12/01

報告者

担当氏名所属

砂辺 欣也

武山試験研究センター試験研究部大電流研究室

稲葉 次紀

武山試験研究センター試験研究部大電流研究室

キーワード

和文英文
直流アーク DC ARC
ポストアークガス POST-ARC-GAS
浮上特性 BUOYANCY CHARACTERISTICS
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