電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

M08014

タイトル(和文)

新種液体燃料のガスタービンへの適用性評価 -オイルサンド改質油の基礎燃焼特性-

タイトル(英文)

Applicability Survey of Liquid Fuels for Gas Turbines -Fundamental Combustion Characteristics of Refined Oil Sand-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

この研究の目的は、ガスタービンコンバインドプラントの主要構成機器であるガスタービンに使用する非在来化石燃料と代替燃料の適用性を評価することである。最も有望視されている非在来の燃料の一つであるオイルサンド改質油について、大気圧燃焼試験により、軽油との比較にして評価した。その結果、NOxとすすの若干の増加は見られたが、大きな問題となる点はなかった。軽油とオイルサンド改質油を混合した燃焼試験も同様に行ったが、今回実験した条件では、問題は発生しなかった。
今後、重質油、オイルサンド改質油やバイオ燃料のガスタービンへの適用性についても評価する予定である。

概要 (英文)

The objective of this study is surveying of the non-conventional fossil oils and other alternative energy resources for gas turbine, which is the most important component of the gas turbine combined cycle plant. Refined oil sand, which is one of the most promising non-conventional energy sources, is surveyed by atmospheric combustion test, being compared with the diesel oil. As a result of the combustion test, besides slight increases of NOx and of soot, no significant problem was observed. The experiments using the blended fuel of Diesel oil and refined oil sand were also conducted, and no critical trouble of the combustion was found as for all the condition tested. Applicability for gas turbine of the conventional heavy fossil oils, the refined oil sands, and the bio fuel will be evaluated in the near future.

報告書年度

2008

発行年月

2009/05

報告者

担当氏名所属

西田 啓之

エネルギー技術研究所 プラント工学領域

橋本 望

エネルギー技術研究所 プラント工学領域

小沢 靖

エネルギー技術研究所 エネルギー変換工学領域

犬丸 淳

エネルギー技術研究所 プラント工学領域

キーワード

和文英文
ガスタービン Gas Turbine
液体燃料 Liquid Fuel
オイルサンド Oil Sand
新種燃料 Alternative Fuel
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