電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

NR25011

タイトル(和文)

レベル1マルチユニットPRA手法の開発 - 2025年度版 -

タイトル(英文)

Development of Level 1 Multi-Unit PRA Methodology - 2025 update -

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

背  景
複数原子炉(マルチユニット、MU)立地サイトにおいて、公衆及び環境へのリスクを把握する上で、マルチユニットリスクを把握することは重要である。しかしながら、このマルチユニットリスクを評価するための方法論は確立しているとは言い難い。当所では、MUPRAの研究を進めており、当所が開発した評価手法を提案し、「内的事象レベル1MUPRA手法の開発(NR22003)[1]」(2022年度版報告書)を公刊した。公刊後、PRAに関する有識者よりフィードバックがあった。
目  的
2022年度版報告書に対するフィードバック を受け、2022年度版報告書を改訂する。
主な成果
基本的なマルチユニットPRA(MUPRA)の方法論は踏襲しつつ、適用範囲の拡大、スクリーニング基準・方法の見直し、ユニット間共通原因故障(IUCCF)評価に関する考察を加えたレベル1 MUPRA手法に関する報告書(日本語版・英語版)を作成した(本報告書付録に添付)。
主な改訂点は以下のとおりである。
①内的事象レベル1 MUPRAから内部ハザードレベル1 MUPRAへの適用範囲の拡張
内部火災を対象に、MU事故下での火災の特徴及び火災シングルユニットPRA(SUPRA)での対象シナリオとの対応関係を整理し、火災MUPRAの方法論を提案した。
②スクリーニング基準の見直し及びスクリーニング方法の開発
低頻度高影響事象の見落としを避けるため、炉心損傷頻度ベースのスクリーニングから格納容器機能喪失に関わるリスク情報ベースに見直した。また、スクリーニング基準の見直しに伴い、新たに放出カテゴリを用いたマルチユニット起因事象 のスクリーニングプロセスを開発した。
③共通原因故障の推定モデルに関する考察
開発したIUCCF評価手法において用いた時間依存故障モデルと異なる故障モデルのIUCCFのパラメータへの影響及びユニット間共通原因故障グループに対する「フォローアップなし」 サーベイランス試験によるCCF確率への影響の定性分析を実施した。

概要 (英文)


報告書年度

2025

発行年月

2026/06

報告者

担当氏名所属

三浦 弘道

原子力リスク研究センター リスク評価研究チーム

曽我 昇太

原子力リスク研究センター リスク評価研究チーム

肥後 英志郎

原子力リスク研究センター リスク評価研究チーム

桐本 順広

原子力リスク研究センター リスク評価研究チーム

内田 剛志

原子力リスク研究センター

キーワード

和文英文
確率論的リスク評価 Probabilistic risk assessment
マルチユニットPRA Multi-unit PRA
内的事象レベル1MUPRA Internal Event Level 1 MUPRA
内部ハザードレベル1MUPRA Internal Hazard Level 1 MUPRA
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry