電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

P99001

タイトル(和文)

米国原子力発電の運転保守コスト分析手法の開発

タイトル(英文)

Analysis Method Development of US Nuclear Power Plant O&M Cost Data

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

日本における原子力発電コストの低減に資するために、原子力発電コストの分析手法を開発し、米国の公開データベースに適用した。結果は以下の通り。(1)発電所をコストレベルにより4つのグループに分けてコスト等の諸指標の推移を比較する方法を提案した。(2)統計的手法により、発電所のパフォーマンスを総合的に評価する指標を開発し、コストとパフォーマンスの両方について優良な上位集団として29発電所を選定した。(3)9発電所をサンプルとして燃料交換停止時の人員数を調査した結果、オンラインメンテナンス範囲の拡大による業務量の削減や信頼性重視保全の採用により、人員数の減少がみられた。(4)統計的手法によりO&Mコストに対する運開後経年の影響を評価する手法を開発した。

概要 (英文)

We developed analysis methods of nuclear power plant O&M cost data and applied them to the US open databases such as UDI, in order to transfer the US experience to the Japanese nuclear power plant cost reduction. An analysis method using comparison among four group of cost level was proposed. A total plant performance index was created using a statistical analysis method, and 29 plants was selected as cost-performance superior plants which have rather homogeneous index value. For the sample plants, outage stuffing was decreased due to more on-line maintenance and reliability centered maintenance. A statistical analysis method of evaluating impact of aging on O&M cost was developed.

報告書年度

1999

発行年月

1999/05

報告者

担当氏名所属

小野 賢治

原子力情報センター

伊藤 武

原子力情報センター

弘津 祐子

原子力情報センター

キーワード

和文英文
原子力 Nuclear power generation
運転保守費 O&M cost
経年変化 Aging degradation
統計解析 Statistical Analysis
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry