報告書番号

R00005

タイトル（和文）

次世代監視制御用通信網の構成法 -CORBAオブジェクトとエージェントの連携手法-

タイトル（英文）

Method for Constructing Next Generation Supervisory and Control Networks- Cooperation of CORBA Objects and Agents -

概要 （図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております）

計算機システムでは、システム開発を容易にするためオブジェクト指向や分散オブジェクト技術が用いられるようになり、計算機やソフトウェア資源をオブジェクトとして管理するようになった。近年、電力系統運用システムにおいてもオブジェクト指向の導入が議論されるようになり、IECとOMGによるオブジェクトモデルの標準化が進められている。電力系統の監視制御のように、多数のアプリケーションが様々な情報を収集し動作するシステムでは、自律的・協調的に動作するエージェントによる情報の共有が有効であることを提案してきたが、全てのアプリケーションがエージェントによる高機能の実現を必要としてはおらず、分散オブジェクト技術の国際標準であるCORBAにより構築することも考えられる。そこで本報告では、CORBAオブジェクトとエージェントの相互作用を実現し、電力系統アプリケーションの統合や機能向上を容易にするためのプラットフォームについて提案を行った。

概要 （英文）

Recently, the systems which manage power system devices and information as objects are discussed, and IEC and OMG are standardizing the object models for power system resources. The concept of agents which acquire and distribute information efficiently in such object-oriented systems was proposed. Agents provide applications with autonomous and cooperative working,but every application don't need to work so. This report describes a concept of building a communication and information platform on which CORBA objects and agents interact each other. And then it is easy to integrate various applications for power systems and to enhance the function of applications.

報告者

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