電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R00031

タイトル(和文)

通信ネットワークにおける多様な効果を考慮した伝送網の選択問題へのAHPの適用可能性

タイトル(英文)

A Multiple-Criteria Method for Selection of Network Technologies in Electric Power Utility Systems

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

インターネットトラヒックの増加により、IP技術によるネットワークの統合化の流れがある。一方、ネットワークの統合化で重要なQoS(Quality of Service)制御はATM網では、既に実現されている。品質特性に優れたATM網と経済性に優れたIP網を共存させる技術としてMPLS(Multi-Protocol Label Switching)網が注目を集めている。情報通信ネットワークの設計における伝送網の組合せ問題は、ネットワーク全体としての信頼性、経済性、戦略性などの多様な効果を考慮する必要がある。また、その効果の多くは定性的な効果であり、技術選択をする上での評価値は容易には得られない。本報告では、情情報通信ネットワークにおいて定性的な効果も含んだ多様な効果を考慮して、情報通信ネットワークの伝送網の選択問題へのAHPの適用性を明らかにする。

概要 (英文)

Now Internet traffics are increasing sharply in backbone networks. High speed networks and integration of internet are going to be realized. A QoS (Quality of Service) control is becoming very important to respond various requirements of network users. ATM technology already realize QoS control. Otherwise MPLS (Multi-Protocol Label Switching) make ATM networks coexist with IP networks.In this report, we propose a multiple-criteria method for selection of network technologies in electric power utility systems from the alternatives which are combinations of IP subnetworks, ATM subnetworks or MPLS subnetworks.The selection is based on AHP (Analytic Hierarchy Process).

報告書年度

2000

発行年月

2001/04

報告者

担当氏名所属

大屋 隆生

情報研究所

大場 英二

情報研究所

藤川 冬樹

情報研究所

キーワード

和文英文
AHP AHP
一対比較 pairwise comparison
ATM ATM
MPLS MPLS
ルータ router
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