電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R01016

タイトル(和文)

情報システム開発プロジェクトの定量的評価手法の開発

タイトル(英文)

A Quantitative Evaluation Method for Information Systems Development Project

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

情報システム開発に当たって,要求仕様の費用対効果とプロジェクトの開発リスクを定量的に評価する手法の枠組みとしてH13年度に提案したQUESTについて,チェックリストと積算票を用いて,システム化効用,開発リスクを定量的に評価する手法を開発し,定量的かつ総合的評価の枠組みを完成させた。また,既開発の規模・工数見積り手法とQUESTにおけるリスク評価手法を統合し,要求仕様に示された機能要件,品質要件,技術要件をもとに算出したコスト見積り値に,開発リスクに係るコストと付帯作業コストを加味して開発プロジェクトの総所要コストを見積る手法を開発した。これらにより,ある開発案件に関する費用対効果を事前に評価したり,要求仕様を最適化するために複数代替案の費用対効果を比較検討するなどが可能となった。

概要 (英文)

This report proposes a new evaluation method: "QUEST(QUantitative Evaluation method for information System development projecT)" to quantitatively evaluate - cost versus benefit of the user requirements for a software development project; and- risk and its estimated influence (damages to the project).QUEST is based on DENKEN method FPA, which measures the software size from the viewpoint of Functions provided by the system. After measuring functional size of the software, QUEST evaluate the quality level of each functional components, expected benefits of the system, risk factors and their expected influences to the project, and then estimate the work-efforts of the project.This report also proposes the quantitative measurement procedures of project benefits and risks.

報告書年度

2001

発行年月

2002/04

報告者

担当氏名所属

高橋 光裕

情報研究所

キーワード

和文英文
情報システム information system
ファンクションポイント法 Function Point Analysis
ソフトウェア規模測定 software sizing
ソフトウェアメトリクス software metrics
リスク管理 risk management
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