電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R02042

タイトル(和文)

メディア融合型アクセス系光ファイバネットワークの提案とその基礎特性

タイトル(英文)

Proposal of an integrated-media optical fiber access network and its basic transmission characteristics

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

アクセスネットワークにおいては高速性以外にも利便性やモバイル性,低コスト性など複数の条件が求められる。そのため,様々な伝送メディアが将来にわたって並行して利用されるものと考えられる。 光電波融合通信は無線信号を光に変換し,光ファイバ中を長距離伝送させることのできる技術であり,活発に研究されている。本論文で我々は光電波融合通信技術を拡張し,デジタル・アナログ信号,有線・無線信号を問わず,あらゆる種類の信号を多重化して伝送可能なメディア融合型アクセス系光ファイバネットワークを提案する。また,様々な変調形式を持つ光信号を伝送する際の基礎特性,および低密度波長分割多重により多重化する際のクロストーク特性について実験的に検討した結果を述べる。

概要 (英文)

High speed characteristic of each access network medium is not sufficient for users because many merits such as useful, mobile, or low-cost characteristics are necessary. Thus various access network media will be used for the future. The radio-on-fiber communication technology is studied actively because long distance transmission characteristic of radio signals can be obtained easily. In this report we propose an integrated-media optical fiber access network which has an ability to transmit any kind of signals using multiplexing technologies. And we measure basic transmission characteristics of various radio signals in an optical fiber, and perform coarse wavelength division multiplexing for measuring of crosstalk characteristics.

報告書年度

2002

発行年月

2003/04

報告者

担当氏名所属

森村 俊

情報研究所

宮下 充史

情報研究所

大塚 彰男

情報研究所

黒野 正裕

情報研究所

キーワード

和文英文
光電波融合 Radio-on-fiber
光ファイバ Optical fiber
光通信 Optical communication
アクセスネットワーク Access network
波長分割多重 Wavelength division multiplexing
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