電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R93012

タイトル(和文)

電気事業における情報通信ネットワークの将来ビジョン(その1)-情報通信ネットワークの現状と課題-

タイトル(英文)

FUTURE VISION OF ADVANCED TELECOMMUNICATION NETWORKS ON ELECTRIC UTILITIES (PART1) THE PRESENT AND SUBJECTS FOR UTILITY TELECOMMUNICATIONS NETWORKS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力用通信における情報の種類とその特徴から、現状の通信ネットワーク構造およびその将来課題を検討した。その結果を下記に示す。・電力用通信ネットワークは、現在、その大部分が専用線網で占めているが、将来の多様なサービスを提供するためには、交換型ネットワークへの転換が必要となる。・専用線網は、情報流通の地理的広がりによって階層化されているが、将来の通信サービスに対応できる階層化を検討する必要がある。・リンク形態は、現在、回線の2ルート化により個別のループ形態となっているが、将来はより総合的なリンク形態を検討する必要がある。・現在のパスの効率的な利用として回線交換やパケット交換が一部に適用されているが、ATM伝送を導入する際には電力通信の要求信頼性を満足する必要がある。

概要 (英文)

THIS REPORT STUDIES THE PRESENT STRUCTURE OFUTILITY TELECOMMUNICATION NETWORKS AND FUTURE SUBJECTS. FOUR SUGGESTIONS ARE MADE. (1)THE MAJORITY OF UTILITY TELECOMMUNICATION NETWORKS ARE LEASED LINES. BUT THE LEASED LINE NETWORK WILL BE CHANGED TO SWITCHED NETWORKS OFFERING VARIOUS TELECOMMUNICATION SERVICES IN THE FUTURE. (2)THE HIERARCHICAL CONFIGURATION OF LEASED LINE NETWORKS IS CLASSIFIED BY GEOGRAPHICAL EXTENT. IT IS NECESSARY TO STUDY HIERARCHICAL CONFIGURATIONS BETTER FOR FUTURE TELECOMMUNICATION SERVICES. (3)DUAL TELECOMMUNICATION CIRCUITS LINK UTILITY TELECOMMUNICATION NETWORKS TO INDIVIDUAL LOOPED CONFIGURTATIONS. IT IS NECESSARY TO STUDY OVERALL LINK CONFIGURATIONS IN FUTURE TELECOMMUNICATION NETWORKS. (4)IN SOME UTILITY TELECOMMUNICATION NETWORKS, CIRCUIT SWITCHINGAND PACKET SWITCHING ARE USED FOR PATHEFFICIENCY. ATM MUST HAVE THE REQUIRED RELIABILITY TO INTRODUCE IT.

報告書年度

1993

発行年月

1994/04/01

報告者

担当氏名所属

坂井 昭治

情報研究所情報通信部交換システムグループ

真鍋 紳一

情報研究所情報通信部交換システムグループ

小野 賢治

情報研究所情報科学部情報システムグループ

キーワード

和文英文
通信ネットワーク TELECOMMUNICATION NETWORK
電力用通信 UTILITY TELECOMMUNICATION
ネットワーク構造 NETWOTK STRUCTURE
専用線 LEASED LINE
交換網 SWITCHED NETWORK
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