電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R95006

タイトル(和文)

研究活動支援システムの開発(2)-遠隔机上打ち合わせ方式の実用性評価-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF RESEARCH ACTIVITY SUPPORT SYSTEM(2)-EVALUTION OF DESKTOP VIDEO CONFERENCING-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

従来のTV会議は,大型で高価な装置を必要とし,会議室まで出向く必要があったが,最近各自の机のLAN端末を使い,安価にTV会議や電子ホワイトボードが利用できる環境が実現しつつある。これを利用した新たな打ち合わせ形態を遠隔机上打ち合わせ(DVC)と呼ぶ。DVCではTV会議とワープロなど従来のパソコンアプリケーションが同時に使えるなど,多くの利便性があるが,その実用性を公平に評価した報告は無かった。本報告では調査と実験に基づき,現状のDVCの利便性と課題を明らかにした。その結果DVCは従来の同じ場所に集う会議の代わりにはならないが,自由参加の集まりや,遠隔地を結ぶ共著作業などの,新たな協調作業形態を効果的に支援できることを示した。また現状のDVCを生かすのにコスト面から最も有効な支援として,打合せの開始や呼び出しをスムーズにする2つのソフトウェアを試作した。

概要 (英文)

USERS SPEND A LOT MONEY BUYING LARGE EQUIPMENT TO USE A CONVENTIONAL VIDEO CONFERENCING SYSTEM. ON THE OTHER HAND,AN INEXPENSIVE VIDEO CONFERENCING OR AN ELECTRONIC WHITEBOARD CAN BE CANFIGURED THROUGH A DESKTOP LAN TERMINAL BY USING RECENT VIDEO CONFERENCING SYSTEM CALLED DESKTOP VIDEO CONFERENCING SYSTEM. THIS SYSYEM ENABLES SEAMLESS VIDEO CONFERENCING AND ORDINARY COMPUTER APPLICATIONS LIKE WORD-PROCESSING. WE SHOW THE ADVANTAGES AND DISADVANTAGES OF THE DESKTOP VIDEO CONFERNCING SYSTEM BASED ON INVESTIGATION AND SEVERAL EXPERIMENTS. DESKTOP VIDEO CONFERENCING CANNOT SUBSTITUTE FOR A CONVENTIONAL FACE-TO-FACE MEETING,BUT IT IS SUITABLE FOR SOME COMMUNICATION STYLES SUCHAS FREE PARTICIPATION MEETINGS OR COLLABORATION BASED ON THE SAME OBJECTIVE. THIS REPORT ALSO DESCRIBES TWO PROGRAMS SUPPORTING DESKTOP VIDEOCONFERENCING.

報告書年度

1995

発行年月

1996/03/01

報告者

担当氏名所属

堤 富士雄

情報研究所情報科学部人工知能グループ

キーワード

和文英文
遠隔会議 TELE CONFERENCING
グループウェア GROUPWARE
グループ活動 GROUP ACTIVITY
画像通信 IMAGE COMMUNICATION
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