電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R95008

タイトル(和文)

ATM方式に基づく電力通信網の設計法(その2)-VPの予備経路に関する検討-

タイトル(英文)

DESIGNING UTILITY ATM COMMUNICATION NETWORKS-DESIGNING VP NETWORK BASED ON RESERVED ROUTE FOR OBSTRUCTIONS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ATM伝送交換方式は,(1)複数のパスで予備容量の共有が可能,(2)障害時にはパスの経路上の任意の区間で切替が可能,という特徴を持つ。このため,これらの特徴を活かし基幹系電力通信網の設計手法を確立するためには,予備容量の共有を考慮した場合のパスの予備経路の設計方法について定量的な検討を行っておく必要がある。本稿では,予備容量の共有を行い通信網を構築する場合,パスの予備経路の設定方法について,必要となる予備容量,2重障害時に切替不可能となるパス数,切替ルートの経由リンク数等に関して定量的な評価検討を行った。またその結果をもとに,要求信頼度の異なる情報が混在する電力通信網におけるパス網設計手法に関する提案を行った。

概要 (英文)

THE FOLLOWING PRINCIPLES SHOULD BE CONSIDERED WHEN CONSTRUCTING ATM NETWORKS. (1)ANY VP CAN USE THE RESERVED LINK CAPACITY ONLY IF RESERVED ROUTE IS ON THE LINK. (2)THE VP ROUTE CAN BE MODIFIED AT ANY NODE IT PASSES THROUGH. BASED ON THESE PRINCIPLES, EVALUATION OF ROUTE-SETING METHODS IS REQUIRED TO CONSTRUCT EFFICIENT ATM NETWORKS. THIS REPORT ONSIDERS THE PRINCIPLES SHOWN IN (1)AND(2)AND EVALUATES ROUTE-SETTING METHODS FOR THE REQUIRED LINK CAPACITY, THE NUMBER OF DEAD PATHS IN DOUBLE OBSTRUCTIONS, AND THE NUMBER OF LINKS THAT THE MODIFIED PATH PASSES THROUGH. A METHOD FOR DESIGNING A UTILITY VP NETWORK INCLUDING HIGH-PRIORITY INFORMATION IS PROPOSED.

報告書年度

1995

発行年月

1996/03/01

報告者

担当氏名所属

福田 正巳

情報研究所情報通信部通信網グループ

大場 英二

情報研究所情報通信部通信網グループ

キーワード

和文英文
電力用通信 UTILITY COMMUNICATION
通信路容量 LINK CAPACITY
信頼性 RELIABILITY
電力通信網 UTILITY COMMUNICATION NETWORK
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