電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R96004

タイトル(和文)

ファンクションポイント法の現状と将来動向に関する調査

タイトル(英文)

A SURVEY OF FUNCTION POINT ANALYSIS METHODS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ソフトウェアの品質や開発コストを定量的尺度に基づいて評価するための基礎尺度として,ファンクションポイント法(FPA)が世界的に普及しつつあるが,このFPAには,適用対象分野や計測方法の異なる派生手法が数多く存在するので,それらを比較検討し,各手法の特徴と長短を整理するとともに,組込/制御ソフト計測への適用拡大の試みとその問題点を明らかにした。具体的には,オリジナルのFPA手法と12種類の派生手法,FPAとは起源を異にするが結果的にはFPAの概念とよく似ている4種類の類似手法を調査し,それらを適用対象分野,適用可能時期,計測労力,計測精度,導入容易性の4種類の観点から評価した。組込/制御分野への適用については,フィーチャポイント法,3DFPsなど4手法を分析し,計測最少単位の決定など導入にあたっての留意点を明らかにした。

概要 (英文)

THIS REPORT SURVEYS 12 DERIVATIVE METHODS OFFUNCTION POINT ANALYSIS(EPA)ALL OF WHICH ARE DERIVED FROM THE EARLY IBM METHOD PROPOSED BY A.J.ALBRECHT IN 1979. THEY MEASURES THE FUNCTIONALSIZE OF SOFTWARE. WE CATEGORIZED 12 DERIVATIVES INTO THREE GROUPS AS FOLLOWS: G1:DEFINES PRECISE MEASUREMENT RULES SO AS TO DECREASE BLUR OF MEASURED SIZSES; G2:DEFINES SIMPLIFIED MEASUREMENT RULES SO AS TO ENABLE MEASUREMENTS IN EARLY STAGE OF SYSTEM PLANNING;AND G3:PREFERS ADAPTION TO SPECIFIC ORGANIZATIONS OR COMMUNITY. THE DETAILED CHARACTERISTICS OF EACH DERIVATIVE WERE ALSO ANALYZED FROM FIVE VIEWPOINTS: ・APPLICATION DOMAIN, ・TARGET STAGES OF MEASUREMENT, ・MANPOWER OF MEASUREMENT, ・STABILITY OF MEASURED SIZE,AND ・EASE OF IMPORTATION. WE FOCUSED ESPECIALLYON THE APPLICABILITY OF EACH DERIVATIVES TO THE EMBEDDED/CONTROL DOMAIN.

報告書年度

1996

発行年月

1997/03/01

報告者

担当氏名所属

高橋 光裕

情報研究所情報科学部情報システムグループ

菱谷 淳

情報研究所情報科学部情報システムグループ

キーワード

和文英文
情報システム INFORMATION SYSTEMS
ファンクションポイント法 FUNCTION POINT ANALYSIS
システム評価 SYSTEM ASSESSMENT
原価見積り COST ESTIMATION
ソフトウェアメトリクス SOFTWARE METRICS
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