電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R97018

タイトル(和文)

業務プロセスモデルの開発(3)処理経験情報の蓄積と共有による効率化の分析シミュレータ

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF BUSINESS PROCESS MODEL (3) -SIMULATOR FOR INFORMATION SHARING IN DATA PROCESSING-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

昨年度までに開発した業務モデルの記述法,およびオフィスシミュレータの開発手法に基づき,業務情報の共有化が行われた状況を模擬するオフィスシミュレータを試作した。さらに,それを用いて業務情報化が行われた場合,処理すべき業務の発生タイミングが変わった場合について分析できるようなシミュレーションを行った。今年度開発したシミュレータでとり上げた,例外情報の蓄積を行う情報共有化単体の効果はそれほど大きなものではないが,確かに業務効率を向上する効果があることは確認された。このシミュレータに現実に基づくデータを適用すれば,定量的な効果として計測することも可能である。また,業務が発生する量やタイミングによって,同じ人数で業務を処理して,より速く処理することができる,つまりその業務の処理に適した構造をシミュレーションにより判定することができる可能性を示した。

概要 (英文)

THIS RESEARCH AIMS TO DEVELOP A SIMULATION TOOL TO EXPRESS BUSINESS PROCESSES IN REAL OFFICES, AND A METHOD TO EVALUATE OFFICE THROUGHPUT (TIME NEEDED TO PROCESS SOME AMOUNT OF WORK) USING THE MODEL. FOR THIS PURPOSE, WE HAVE ALREADY DEVELOPED AN OFFICE PROCESS MODEL DESCRIPTION METHOD AND A PROTOTYPE OFFICE PROCESS SIMULATOR.THIS REPORT VERIFIES THE EFFECTIVENESS OF THE OFFICE PROCESS MODEL APPROACH TO ANALYZE THE OFFICE THROUGHPUT IN VARIOUS SITUATIONS. FOR THIS PURPOSE, WE DEVELOPED A SIMULATOR FOR AN OFFICE WHERE JOB EXPERIENCE ISSHARED. WE ANALYZED THE THROUGHPUT OF THE INFORMATION-SHARING OFFICE USING THE SIMULATOR. WE ALSO ANALYZED THE EFFECTS OF CHARGES IN ORGANIZATIONAL STRUCTURES AND JOB PATTERNS. THE SIMULATIONS PROVED USEFUL IN MEASURING OFFICE PERFORMANCE.

報告書年度

1997

発行年月

1998/05

報告者

担当氏名所属

佐賀井 重雄

情報研究所

キーワード

和文英文
作業分析 WORK ANALYSIS
プロセス設計 PROCESS DESIGN
プロセス解析 PROCESS ANALYSIS
意志決定 DECISION
モデル MODEL
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