電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R98019

タイトル(和文)

業務プロセスモデルの開発(4) -業務処理分担の自然形成機能を持つシミュレータ-

タイトル(英文)

Development of a Business Process Model(4)---A Simulator for Analyzing the Specialization of Organization Members---

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本研究では時々刻々ダイナミックに変化するオフィスにおける、作業者の活動を表現するシミュレーションモデルの開発を目的としている。このようなシミュレーションモデルでは、業務の並列性の表現、作業者の状態の変化、そして業務処理者の例外処理や作業への適応過程が自然な形で業務モデルの記述に取り入れられる。昨年度までに、業務モデルの記述法の提案と、シミュレータの構築可能性を検討し、業務処理の経験情報を共有した場合の処理速度への影響を評価するシミュレータを開発した。本報告では、この枠組みを利用し、業務を行う作業主体が習熟する事を通じ、組織全体の業務が効率化される過程をシミュレートする事を目的とする。このような分析により、自然発生的な業務の効率化と、組織的な業務効率化との比較や、効率的な組織とはどのような組織であるかを評価することが可能になると期待される。

概要 (英文)

This research aims to develop a simulation tool which can express businessprocesses in real offices, and a method to evaluate thethroughput(time needed to process some amount of work) of the officeby using the model. For this purpose, we have already developed anoffice process model description method and a proto-type officeprocess simulator.In this report, we propose an learning model of a person in the office,and analyze the improvement of the office's performance through theprocess of learning.

報告書年度

1998

発行年月

1999/06

報告者

担当氏名所属

佐賀井 重雄

情報研究所

キーワード

和文英文
作業分析 work analysis
プロセス設計 process design
プロセス解析 process analysis
意思決定 decision
モデル model
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