電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R98022

タイトル(和文)

ラベルスイッチ技術を用いた電力通信用基幹網の検討と技術課題

タイトル(英文)

Consideration and technical items of electric power utility systems applying label switching technology

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

インターネットの普及により、バックボーンネットワークではトラヒックが急激に増加している。 これに伴い、ATMだけでなく、 IP(Internet Protocol)技術によるバックボーンの高速化や統合が現実のものとなりつつある。さらにユーザの多様な要求に応えるためにQoS(Quality of Service)制御も重要になってきた。今後は、電力通信網でもIPトラヒックが増加することが予想される。このため、電力通信用基幹網ではATM網とIP網が混在する場合も選択の1つとして考えられる。これに対する技術的検討を行った。IP技術とATM技術のバックボーンネットワーク運用上の問題がそれぞれあることが分かった。それらの問題点を解決する技術としてラベルスイッチ技術が有望である。 ラベルスイッチ技術は、ATMより速く予備ルートを含む通信パスの設定ができ、非同期信号も収容でき、今後主流となるIPパケットも効率的に収容できるので、高信頼性や非同期信号の収容が要求される電力通信網に適した技術といえる。電力通信網として、ATMやIPのQoSのラベルスイッチ網内での制御、通信パス設定制御、非同期信号の収容法を検討する。

概要 (英文)

Now Internet traffics are increaing sharply in backbone networks. High speed networkings and integrations of Internet are going to be realized. A QoS(Quality of Service) contorol is becoming very important. We have to consider IP technology because of increasing IP traffics, too in power utility sustems.

報告書年度

1998

発行年月

1999/06

報告者

担当氏名所属

藤川 冬樹

情報研究所

キーワード

和文英文
非同期転送方式 ATM
ルーティング routing
LAN LAN
サービス品質 QOS
インターネット Internet
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