電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R99030

タイトル(和文)

ネットワークセキュリティ技術の現状

タイトル(英文)

A Survey of Current Technologies for Network Security

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力各社においても,インターネットの利用が業務に不可欠となり,イントラネットが増大している。さらに,イントラネットをビジネスパートナーへも拡張する,あるいはイントラネット同士を結合するエクストラネットも増大している。一方で,インターネットを介しの不正侵入,攻撃も増大している。特に最近では,簡単にプログラムが入手可能であることから,技術的に未熟な者であっても攻撃が可能である。以上の背景から,ネットワークセキュリティの重要性が従来にも増して高まってきている。 インターネット技術の進展には著しいものがあり,それに呼応する形でネットワークセキュリティ技術も進展している。特に最近では,暗号技術の利用が普及し始めている,ファイアウォールの弱点が現われ始めている,侵入検知システムの利用が始まっているなどの動向がある。本稿では,これらの最新のネットワークセキュリティ技術についての調査結果を報告する。

概要 (英文)

The Internet and technologies derived from it are indispensable for business today. As the Internet havebecame a commodity, and number of cracking activities have grown rapidly, network security has becomeserious matter.This paper presents a survey of current technologies for network security. First a summary of currentresearch trend in cryptography, IPSec, intrusion detection system, next generation firewall, and performancemanagement. Then detailed description on intrusion detection system and next generation firewall will be given.

報告書年度

1999

発行年月

2000/05

報告者

担当氏名所属

松井 正一

情報研究所

キーワード

和文英文
ネットワークセキュリティ Network Security
暗号化 Encryption
ファイアーウォール Firewall
認証技術 Authentication
侵入検知システム Intrusion Detection System
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry