電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T18

タイトル(和文)

FBR新技術研究「革新型原子炉構造の探究」

タイトル(英文)

STUDY ON ADVANCED TECHNOLOGY FOR FBR INNOVATIVE REACTOR CONCEPT

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

高速増殖炉(FBR)の実用化には革新技術の導入による経済性の飛躍的な向上が必要である。金属燃料-小型モジュール炉によるFBRの早期実用化を目指す開発シナリオを具体化する目的で,革新的な原子炉システムの探究とその実現に必要な主要機器の開発を実施した。その結果,1次系/2次系ナトリウム配管を削除した二重タンク小型炉は,建設工期の大幅な短縮と併せ,飛躍的な経済性の向上を期待できることが明らかになった。また,原子炉構造のコンバクト化に効果の大きいナトリウム浸せき型電磁ポンプについて,1次系に用いるためのシステム検討および導体・絶縁材料の高温中試験を実施し,その基本的な成立性に見通しが得られた。加えて,超小型炉,フローカプラーポンプおよびプレートフイン型蒸気発生機器の成立性について検討評価を実施した。

概要 (英文)

INNOVATIVE TECHNOLOGY MUST BE INTRODUCED TO PUT FBRS TO PRACTICAL USE AT AN EARLY STAGE. TO CLARIFY THE WAY TO ACHIEVE A MODULAR FBR WITH A METAL-FUEL CORE,WHICH HAS THE POTENTIAL TO CUTFBR FUEL-CYCLE COSTS,INNOVATIVE REACTOR SYSTEMS AND THEIR MAJOR COMPONENTS HAVE BEEN CONTRIVED AND DEVELOPED. AMONG THEM,THE ADVANCED DOUBLE POOL REACTOR IS EXPECTED TO ACHIEVE A VERY SHORT CONSTRUCTION PERIOD AND A LOW COST.

報告書年度

1990

発行年月

1990/10/01

報告者

担当氏名所属

魚谷 正樹

狛江研究所FBR部革新炉研究室

木下 泉

狛江研究所FBR部革新炉研究室

熊谷 博道

狛江研究所FBR部革新炉研究室

猶原 信幸

狛江研究所FBR部革新炉研究室

小竹 庄司

狛江研究所FBR部革新炉研究室

吉田 和生

狛江研究所FBR部革新炉研究室

植田 伸幸

狛江研究所FBR部革新炉研究室

湊 章男

原子力総合推進室FBRグループ

キーワード

和文英文
高速増殖炉 FAST BREEDER REACTOR
革新技術 INNOVATIVE TECHNOLOGY
小型炉 SMALL REACTOR
金属燃料 METAL FUEL
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