電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T86090

タイトル(和文)

固気二相流量計開発の現状と石炭焚きボイラへの適用性

タイトル(英文)

INVESTIGATION ON APPLICABILITY OF SOLID-GAS FLOW METER TO PULVERIZED COAL-FIRED BOILER.

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

石炭焚きボイラで発生するNOXを低減させるにはバーナの燃焼管理が肝要であり,そのためにはバーナに供給される微粉炭・空気二相流(固気二相流)の流量測定が必要である。この目的に適した流量測定法を調査・検討した。その結果を以下に記す。(1)固気二相流流量測定法には圧力や静電気の検出,光・音・放射線の利用等種々検討されている。しかし工業用計器として開発された流量計は少なく,それらを石炭焚きボイラに適用することは困難であった。(2)各バーナに,同量,同濃度の微粉炭量・空気量を供給することに着目し,それらの大小を相対的に比較する測定方法の考え方を示した。

概要 (英文)

IT IS IMPORTANT TO DIVIDE EQUABLY THE QUANTITY OF AIR AND PULVERIZED COAL INTO EACH BURNERS FOR DECREASE OF THE NOXFORMED IN A PULVERIZED COAL-FIRD BOILER. IT WAS SURVEYED FROM LITERATURES THAT THE CONVENTIONAL FLOW METERS COULD NOT BE APPLIED TO THE MEASUREMENT OF THE GAS-SOILD TWO PHASE FLOW (AIR AND PULVERIZED COAL) IN PULVERIZED COAL-FIRED BOILERS. THE NEW CONCEPTION OF THE METHOD WAS PRESENTED TO ENABLE THE DETECTION OF THE FLOW EQUALIZATION BY COMPARING SOME PARAMETERS RELATED THE FLOW RATE BETWEEN EACH BURNERS,EVEN IF THE ABSOLUTE FLOW RATE OF TWO PHASE FLOW CAN NOT BE DETECTED.

報告書年度

1986

発行年月

1987/09/01

報告者

担当氏名所属

西尾 真人

狛江研究所発電プラント部

山田 知雄

狛江研究所発電プラント部

キーワード

和文英文
石炭焚きボイラ PULVERIZED COAL-FIRED BOILER
固気二相流 SOLID-GAS TWO PHASE FLOW
流量測定 FLOW RATE MEASUREMENT
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