電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T86113

タイトル(和文)

ベンチマーク解析による軽水炉管破壊解析法の評価(その2)-未貫通き裂付配管に内する検討-

タイトル(英文)

BVALUATION OF PIPING FRACTURE ANALYSIS METHOD BY BENCHMARK STUDY (PART2)-EVALUATION FOR PIPE WITH A PART-THROUGH CRACK

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

近年,各国の軽水炉設計において漏洩先行型破断(LBB)の評価に基づく配管設計の合理化が進められており,その評価法の確立が重要となっている。本報告では,ベンチマーク解析を行うことによって,有限要素法による未貫通き裂付き配管の破断評価法に関する検討を行った。その結果,20節点ソリッド要素を用いた解析では,解は解析コードや解析手法に大きく依存せず,LBB評価にあたって有限要素法が実用的に使用しうることが明らかとなった。

概要 (英文)

WITH THE RECENT PROGRESS OF RATIONALIZATION OF PIPING DESIGN BASED ON THE LEAK-BEFORE-BREAK EVALUATION IN NUCLEAR POWER PLANTS,THE ESTABLISHMENT OF EVALUATION METHODS BECOMES IMPORTANT. IN THIS REPORT,EVALUATION IS MADE ON FRACTURE ASSESSMENT METHOD FOR A PIPE WITH A PART-THROUGH CRACK BY FINITE ELEMENT METHOD. S A RESULT,IT IS FOUND THAT THE SOLUTIONS ARE NOT LARGELY DEPENDENT ON THE COMPUTER CODES AND CALCULATION METHOD WHEN THE 20-NODED SOLID ELEMENTS ARE USED,AND THAT THE FINITE ELEMENT METHOD IS PRACTICALLY USEFUL FOR THE LEAK-BEFORE-BREAK EVALUATION FROM PART-THROUGH CRACKS.

報告書年度

1986

発行年月

1987/07/01

報告者

担当氏名所属

高橋 由紀夫

狛江研究所原子力部材料研究室

鹿島 光一

狛江研究所原子力部材料研究室

桑原 和夫

狛江研究所原子力部

キーワード

和文英文
原子炉配管 NUCLEAR PIPING
弾塑性破壊力学 ELASTIC-PLASTIC FRACTURE MECHANICS
有限要素法 FINITE ELEMENT METHOD
J積分 J-INTEGRAL
LBB LEAK-BEFORE-BREAK
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