電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T87046

タイトル(和文)

超音波法によるクリープ疲労損傷検出の検討

タイトル(英文)

STUDY ON AN APPLICATION OF ULTRASONIC WAVE MEASUREMENT TO CREEP-FATIGUE DAMAGE DETECTION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は経年火力の寿命延伸のための研究において重要な検討項目である非破壊手法による経年劣化状況の把握を目的として実施した超音波法によるクリープ疲労損傷検出の可能性を検討した結果について述べたものである。文献調査の結果では,超音波法が損傷検出法として有効であることが示唆された。また,これまで実機ロータ等で問題となるクリープ疲労損傷検出に適用例はないことが明らかとなった。実機ロータ材のクリープ疲労損傷検出に超音波法を適用したところ,超音波速度,減衰定数がクリープ疲労損傷と対応関係があり,これより超音波法のクリープ疲労損傷検出の可能性が示唆された。

概要 (英文)

THE PRESENT REPORT DESCRIBES A STUDY ON THE APPLICATION OF ULTRA-SONIC WAVE MEASUREMENT TO CREEP-FATIGUE DAMAGE DETECTION. FROM THIS SURVEY IT WAS ASCERTAINED THAT ULTARA-SONIC WAVE MEAUREMENT IS AN EFFECTIVE MEANS FOR DETECTING MANY KINDS OF DAMAGE. HOWEVER THERE IS NO PRIOR EXMPLE OF APPLICATION TO CREEP-FATIGUE DAMAGE DETECTION. IT WAS CONCLUDED THAT ULTRA-SONIC WAVE MEASUREMENT IS AN EFFECTIVE MEANS FOR DETECTING CREEP-FATIGUE DAMAGE FROM TEST RESULTS OF APPLICATION OF THIS METHOD TO CREEP-FATIGUE DAMAGE DETECTION.

報告書年度

1987

発行年月

1988/09/01

報告者

担当氏名所属

松原 雅昭

狛江研究所原子力部材料研究室

新田 明人

狛江研究所原子力部材料研究室

キーワード

和文英文
超音波法 ULTRASONIC WAVE MEASUREMENT
クリープ疲労損傷 CREEP-FATIGUE DAMAGE
非破壊評価 NON-DESTRUCTIVE EVALUATION
寿命延伸 LIFE EXTENSION
余寿命評価 REMENANT LIFE EVALUATION
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