電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T87053

タイトル(和文)

二重タンク型FBRにおけるナトリウム-水反応時の圧力挙動(その2)-開放空間への圧力伝播に関する実験的検討-

タイトル(英文)

A FUNDAMENTAL STUDY ON SODIUM-WATER REACTIONIN THE DOUBLE POOL LMFBR(2)-PRESSURE WAVE PROPAGATION IN THE SECONDARYPRENUM-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

二重タンク型炉では,蒸気発生器(SG)をナトリウム中に浸せきして用いることが考えられている。このため,ナトリウム-水反応事故時に蒸気発生器内で発生した初期スパイク圧の2次系コールドプレナムへの伝播が安全性の面から問題視されている。そこで,本研究では,SGシェルを模擬した管の開口端から2次系コールドプレナムに相当する広い空間への圧力の伝播状況を調べるため,水を媒体とした基礎的な実験を行った。さらに,この圧力伝播に対する,二重タンク型炉の1次・2次容器などの構造物の影響を評価するための実験も合わせて実施した。

概要 (英文)

BASIC TESTS ON PRESSURE-WAVE PROPAGATION WERE CARRIED OUT IN ORDER TO EVALUATE THE PRESSURE RISE CAUSED BY LARGE SODIUM-WATER REACTIONS IN THE DOUBLE POOL LMFBR. THESE TESTS WERE FOCUSEDON THE PRESSURE-WAVE ATTENUATION IN THE SECONDARY COLD SODIUM PLENUM. IN THE FIRST HALF OF THIS STUDY,PRESSURE-WAVE ATTENUATION IN THE OPEN SPACE THAT HAD NO STRUCTURE NEAR THE BOTTOM END OF THE SG SHELL WAS MEASURED AS A FUNCTION OF THE DISTANCE FROM THE SG SHELL END. IN THE LATTERHALF OF THIS STUDY,EFFECTS ON THE PRESSURE-ATTENUATION BY THE STRUCTURES SUCH AS THE PRIMARY OR SECONDARY VESSEL WERE INVESTIGATED.

報告書年度

1987

発行年月

1988/04/01

報告者

担当氏名所属

吉田 和生

狛江研究所発電プラント部機械研究室

熊谷 博道

狛江研究所発電プラント部機械研究室

秋元 徳三

狛江研究所

キーワード

和文英文
二重タンク型炉 DOUBLE POOL LMFBR
ナトリウム-水反応 SODIUM-WATER REACTION
初期スパイク圧 INITIAL SPIKE PRESSURE
圧力伝播 PRESSURE PROPAGATION
圧力減衰 PRESSURE ATTENUATION
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry