報告書番号

T87115

タイトル（和文）

小口径光ファイバのレーザ光破壊に関する一検討

タイトル（英文）

EXPERIMENTAL STUDY ON LASER BREAKDOWN OF SMALL CORE SIZE OPTICAL FIBERS

概要 （図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております）

光通信用に広く用いられている小口径の光ファイバにより光エネルギーを伝送することを目的として，ＧＩ型光ファイバを中心にレーザ光破壊に関する実験的検討を行った。主な結果は以下の通り。（１）光ファイバ入射端における光損傷の観察（２）レーザ光破壊強度分布の測定および破壊機構の考察（３）小口径光ファイバによるエネルギー輸送システムの可能性今までの検討結果から，連続光の場合数Ｗ以上，パルス光の場合瞬間強度で数ｋＷまでの伝送が可能である。パルス光伝送の容量を制限する要因は，非線形光学効果とレーザ光破壊であることが分かった。

概要 （英文）

IN THIS REPORT,FOR THE PURPOSE OF THE OPTICAL POWER TRANSMISSION WITH THE COMMUNICATION FIBERS OF SMALL CORE SIZE,THE EXPERIMENTAL STUDIES OF THE LASER BREAKDOWN OF THE GRADED INDEX FIBERS ARE DESCRIBED. MAIN RESULTS ARE FOLLOWS. (1)THE OBSERVATION OF THE OPTICAL FIBER INPUT END DAMAGE BY YAG LASER PULSE WITH INTERFERENCE MICROSCOPE. (2)THE MEASUREMENT OF THE BREAKDOWN STRENGTH DISTRIBUTION. (3)THE DISCUSSION OF THE POSSIBILITIES OF THE OPTICAL POWER TRANSMISSION BYSMALL CORE SIZE OPTICAL FIBERS.

報告者

キーワード