電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T87122

タイトル(和文)

石炭だきボイラのモデル化-灰着脱による特性変動を表現するガス温度基準モデル-

タイトル(英文)

THE MODELING OF COAL-FIRED-BOILERS -GAS TEMPERATURE BASC MODEL CONSIDERING THE FOULING BY COAL ASH-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

最適制御を石炭火力に適用するために石炭だきボイラのモデル化を行った。石炭だきボイラの特性変動の主要因である伝熱面への灰の付着量の変化を,このモデルではガス側から水側への熱伝達率の変化として考慮できるようにした。その際,必要となるボイラ内のガス温度分布を実測されているボイラ出口ガス温度と水側の吸収熱量から推定できるようにした。500MW実機石炭火力のデータと比較しモデル作成手法の妥当性を検証した。

概要 (英文)

THE MODELING APPLICABLE TO THE OPTIMAL CONTROL OF COAL-FILED-BOILERS WAS PROPOSED IN THIS REPORT. IN THIS MODEL,FOULING BY COAL ASH STRONGLY AFFECTING THERMAL CHARACTERISTICS OF COAL-FIRED-BOILERS CAN BE EXPRESSED AS A VARIALION OF THE HEAT TRANSFER COEFICIENT OF TUBES. THE GAS TEMPERATURE DISTRIBUTION IN BOILERS NECDED TO CALCULATE THE HEAT TRANSTER COEFFICIENT WAS ESTIMATED FROM THE MEASURABLE BOILER OUTLET GAS TEMPERATURE AND THE QUANTITY OF ABSORBED HEAT IN BOILER WATER. THE APPLICABILITY OF THIS MADELING FOR THE COMMCRCIAL 500MW POWER STATION WAS ALSO COFIRMED.

報告書年度

1987

発行年月

1988/12/01

報告者

担当氏名所属

山田 知雄

狛江研究所発電プラント部

江口 正義

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

キーワード

和文英文
石炭だきボイラ COAL-FIRED-BOILER
ボイラモデル MODELING OF BOILER
炉内ガス温度分布の推定 ESTIMATION OF GAS-TEMPERATURE
石炭灰の管理への着脱 FOULING BY COAL ASH
縮約 REDUCATION
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