電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88009

タイトル(和文)

長半減期核種の群分離・削減処理技術の開発-基本構想とその技術評価-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF PARTITIONING AND TRANSMUTATION TECHNOLOGY OF LONG-LIVED NUCLIDES -BASIC CONCEPTION AND THE TECHNICALFEASIBILITY EVALUATION-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

使用済み原子燃料の再処理より発生する高レベル廃棄物には半減期が100万年に及ぶ長寿命の放射性核種(主に超ウラン元素:TRU)が含まれる。このため高レベル廃棄物からTRUを分離(群分離)し,これを短半減期の核種に変換出来れば高レベル廃棄物の処理・処分が容易になるばかりでなく,原子力発電に対する社会の信頼感を向上するうえで大きく貢献するものと考えられる。本報告では軽水炉燃料の再処理から発生する高レベル廃液を対象とした群分離・消滅処理技術として,乾式法による郡分離技術と金属燃料FBRによる消滅処理技術を用いた郡分離・消滅処理の基本構想を提案し,あわせてその基本的成立性を評価した。その結果,これ迄に提案されている方法と比べて多くの長所を有する群分離・消滅処理方法が基本的に成立しうるとの結論を得た。

概要 (英文)

DEVELOPMENT OF PARTITIONING AND TRANSMUTATION TECHNOLOGY OF LONG-LIVED NUCLIDES -BASIC CONCEPTION AND TECHNICAL FEASIBILITY- HIGH-LEVEL RADIOACTIVE WASTES (HLRW)FROM PUREX PROCESSES CONTAIN LONG-LIVED NUCLIDES,WHICH MAINLY CONSIST OF TANS URANIUM ELEMENTS(TRU). IT WHOULD GREATLY CONTRIBUTE TO WASTE DISPOSAL AND PUBLIC ACCEPTANCE OF NUCLEAR-POWER GENERATION IF THE TECHNOLOGY OF PARTITIONING AND TRANSMUTATION (P-T) OF TRUS FROM HLW WERE ADOPTED. THIS REPORT PROPOSES USE OF THE BASIC P-T CONCEPT,WHICH CONSISTS OF PYROMETALLURGICAL PARTITIONING OF TRUS FOR PUREX WASTE OF LIGHT WATER REACTOR FUEL AND TRANSMUTATION USING THE METALLIC FUEL FBR,IN ADDITION TO EVALUATING THE FEASIBILITY OF THE CONCEPT. THE RESULTS OF THIS STUDY INDICATE THAT THE CONCEPTIS FEASIBLE AND HAS MANY ADVANTAGES OVER CONVENTIONAL P-T CONCEPTS USING WET PROCESSES.

報告書年度

1988

発行年月

1988/12/01

報告者

担当氏名所属

八田 洋

狛江研究所長寿命放射能消滅特別研究室

キーワード

和文英文
超ウラン元素 TRANSURANIC ELEMENTS
群分離 PARTITIONING
削減処理 TRANSMUTATION
高温治金 PYROMETALLURGY
金属燃料FBR METALLIC FUEL FBR
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