電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88010

タイトル(和文)

交流インピーダンス法のリチウム二次電池内部診断への適用(リチウム/二硫化モリブデン電池による検討)

タイトル(英文)

APPLICATION OF AC IMPEDANCE METHOD FOR DIAGNOSIS OF LITHIUM SECONDARY BATTERY DEGRADATION (PRELIMINALY STUDY OF AA SIZE LI/MOS2 CELLS)

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

単3型リチウム/二硫化モリブデン二次電池について,交流インピーダンス測定を行い,電池容量劣化診断への適用可能性を検討した。インピーダンス軌跡の複素平面表示(コール・コールプロット)から,精度よくかつ簡易に導出できるパラメータとして,電池内部電子的抵抗,負極/電解液界面抵抗,正極拡散パラメータを選んだ。正極に起因する容量劣化は,電池内部抵抗および正極拡散パラメータとよい相関があり,容量劣化検出パラメータとして適することが明らかとなった。また,負極/電解液界面抵抗は,負極表面に形成されるデンドライトの発生・成長の検出に適用可能である。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES THE POSSIBLE APPLICATION OF AC IMPEDANCE ANALYSIS FOR DIAGNOSIS OF CELL CAPACITY DEGRADATION OF LI/MOS2 SECONDARY CELLS. ELECTRONIC INTERNAL RESISTIVITY (RS), INTERFACIAL RESISTIVITY BETWEEN LITHIUM NEGATIVE ELECTRODE AND ELECTROLYTE (RN) AND CONSTANT PARAMETER OF WERBURG IMPEDANCE (SP) CAN BE EASILY LEADFROM THE AC IMPEDANCE SPECTRUM ON A COMPLEX PLANE (COLE-COLE PLOTTING),AND THESE ARE USEFUL PARAMETERS TO DETECT THE CELL DEGARADATION. (1)RSAND SP INCREASED IN ACCORDANCE WITH DECREASE OF CELL CAPACITY WHICH MAY ORIGINATE IN POSITIVE ELECTRODE MATERIALS THROUGH THE CHARGE-DISCHARGE CYCLE TEST.(2)RN MAY BE SENSITIVE TO THE DENDRITIC FORMATION AND PROPAGATION ON THE SURFACE OF LITHIUM ELECTRODE.

報告書年度

1988

発行年月

1988/12/01

報告者

担当氏名所属

石原 薫

狛江研究所ロードコンディショナー特別研究室

熊井 一馬

狛江研究所ロードコンディショナー特別研究室

キーワード

和文英文
交流インピーダンス測定 AC IMPEDANCE MEASUREMENT
リチウム二次電池 LITHIUM SECONDARY BATTERY
Li/二硫化モリブデン電池 MOLIBDENUM DISULFIDE
ロードコンディショナー LOAD CONDITIONER
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