電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88015

タイトル(和文)

マルチメニュー電力供給システム-技術面からの予備的検討-

タイトル(英文)

MULTI-MENU POWER SUPPLY SYSTEM -PRELIMINARY STUDY FROM TECHNICAL ASPECT-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

需要家ニーズの多様化への対応,負荷と供給電力の適合性のより一層の向上をめざして,これまでの単一商品としての電気にかわって,特定の地域や需要家に対して品質別の電力や周波数や電圧の異る電力をサービスとして提供するマルチメニュー電力供給システムを提案した。提案した適用対象別マルチメニュー電力供給サービスは,(1)ビル・ビル街への高品質電力供給,(2)コンビナート,工業団地への高周波(高品質化も含めた)電力供給,(3)住宅需要家が何らかの電力貯蔵設備を所有するという条件下での需要家信頼度制御(kw制御等)である。本報告は,マルチメニュー電力供給システムを提案する背景,具体的なシステム構想,実現化に向けた開発課題と研究戦略について整理したものである。

概要 (英文)

RECENTLY,THE CUSTOMER PREFERENCE FOR ELECTRICITY BECOMES MUCH MORE DIVERSE,AND THE COMPATIBILITY OF SUPPLYING ELECTRICITY WITH CUSTOMER LOAD RAISES NEW ISSUES WHICH WERE NOT SO SERIOUS BEFORE. THE MULTI-MENU POWER SUPPLY SYSTEM,WHICH PROVIDES VARIOUS QUALITY POWER,VARIOUS FREQUENCY POWER OR VARIOUS VOLTAGE POWER TO THE SPECIFIC AREA OR CUSTOMERS,WAS PROPOSED AS A NEW CONCEPT OF DEMAND SIDE SERVICE. THE PROPOSED SERVICES ARE (1)HIGH QUALITY POWER SUPPLY FOR BUSINESS BUILDINGS,(2)HIGH FREQUENCY(AND HIGH QUALITY)AC POWER SUPPLY FOR INDUSTRIAL REGION AND (3)DEMAND SIDE RELIABILITY CONTROL FOR RESIDENTIAL CUSTOMERS.

報告書年度

1988

発行年月

1988/12/01

報告者

担当氏名所属

栗原 郁夫

狛江研究所電力システム部系統計画研究室

橋本 栄二

狛江研究所開発部電気利用技術研究室

キーワード

和文英文
需要家ニーズ CUSTOMER S NEEDS
コンパティビリティ ELECTRICITY LOAD COMPATIBILITY
高品質電力供給 HIGH QUALITY POWER SUPPLY
需要家信頼度制御 CUSTOMER RELIABILITY CONTROL
高周波電力供給 HIGH FREQUENCY POWER SUPPLY
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry