電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88019

タイトル(和文)

乾式貯蔵時における燃料被覆管の健全性評価(その3)-燃料被覆管のクリープ変形・破断特性-

タイトル(英文)

CREEP DEFORMATION AND RUPTURE PROPERTY OF ZIRCALOY CLADDING TUBE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

使用済燃料乾式貯蔵中の異常昇温時における燃料被覆管の健全性を評価するデータを得るため,未照射ジルカロイ管を供試材として,内圧クリープ変形・破断試験を実施した。得られた結果は以下のとうりである。(1)定常クリープ領域までを表すクリープ式を作成した。(2)応力(σ)と破断時間の関係をラーソンミラーパラメータ(P)で整理した。また,破断時の歪みはほとんどの場合100%に達していた。(3)以上の結果をもとに,異常昇温時の限界温度・時間の評価手法に関する予備的検討を行い,燃料棒の特徴を考慮したクリープ式(および一定基準歪)に基づく評価手法が適切であることを指摘した。

概要 (英文)

THE CREEP-RUPTURE PROPERTIES OF UNIRRADIATEDZIRCALOY TUBE WERE INVESTIGATED TO OBTAIN THE BASIC DATA FOR EVALUATING THEIR FUEL-CLADDING INTEGRITY UNDER DRY STORAGE CONDITIONS. THE RESULTS OBTAINED WERE AS FOLLOWS: (1)TO SIMULATE CREEP STRAIN(EPSILON)UP TO THE STEADY-STATE REGION,THE FOLLOWING EMPIRICAL CREEP EQUATIONS WERE FORMULATED. (2)RUPTURE TIME(T)WAS RELATED TO APPLIED STRESS(SIGMA)USING THE LARSON-MILLER PARAMETER(P),AND THE FOLLOWING SIGMA-P RELATIONS WERE OBTAINED. (3)THE METHOD FOR EVALUATING THE FUEL-CLADDING INTEGRITY WAS DISCUSSED ON THE BASIS OF THE TEST RESULTS.

報告書年度

1988

発行年月

1989/01/01

報告者

担当氏名所属

黛 正己

狛江研究所原子力部燃料研究室

キーワード

和文英文
乾式貯蔵 DRY STORAGE
キャスク CASK
ジルカロイ ZIRCALOY
クリープ CREEP
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