電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88052

タイトル(和文)

二重タンク型FBRにおけるナトリウム-水反応時の圧力挙動(その4)-音波による初期スパイク圧伝播模擬実験-

タイトル(英文)

AN EXPERMLENTAL STUDY ON SODIUM-WATER REACTION IN THE DOUBLE POOL LMFBR(4)-SOUND PRESSURE DISTRIBUTION IN THE SECONDARY PLENUM

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

二重タンク型炉の2次容器内に設置される蒸気発生器(SG)において,ナトリウム-水反応事故時に発生する初期スパイク圧が2次系コールドプレナムへ伝播する場合,1次容器や2次容器への圧力影響を評価しておくことは安全性の面から重要である。そのためSGシェルを模擬した管路内から開放空間への圧力伝播を水中の圧力波を用いて基礎的な実験が実施された。しかしSG下部開放端の構造物を模擬する場合など,水を用いた実験は実験装置が大きくなり容易ではない。そこで簡便な方法として音波を用いて圧力波を模擬し,開口端からの音波伝播の実験を実施し水実験との相似性を確認した。

概要 (英文)

A RECTANGULAR CROSS-SECTIONAL STEAM GENERATOR(SG)WAS SET INSIDE A SECONDARY VESSEL OF THE DOWBLE-POOLTYPE LMFBR. THE INITIAL SPIKE PRESSURE RISE CAUSED BY THE LARGE SODIUM-WATER REACTIONIN THE SG MAY BE RADIATED INTO A LARGE SODIUM POOL IN THE SECONDARY VESSEL. BASIC EXPERIMENTS ON PRESSURE-WAVE PRAPAGATION WERE THEREFORE CARRIED OUT. IN THE EXPERIMENTS,A DROP HAMMER AND PISTON WERE USED TO GENERATE PRESSURE WAVES IN WATER. HOWEVER,THIS EXPERIMENTAL APPARATUS,WAS NOT CONVENIENT FOR SIMULATING THE STRUCTURE NEAR THE BOTTOM OF THE SG SHELL. THIS REPORT DESCRIBES EXPERIMENTS IN WHICH PULSED SOUND PRESSURE WAS GENERATED IN AIR. THESE RESULTS ARE COMPARED WITH THE RESULTS FOR PRESSURE WAVES IN WATER.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

熊谷 博道

狛江研究所原子力部材料研究室

秋山 稔

我孫子研究所事務部

魚谷 正樹

狛江研究所原子力部材料研究室

キーワード

和文英文
二重タンク型炉 DOUBLE POOL LMFBR
ナトリウム-水反応 SODINM-WATER REACTION
初期スパイク圧 INITIAL SPIKE PRESSURE
音波減衰 SOUND PRESSURE ATTENUATION
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